優駿の門-ピエタ- コミック 全11巻完結セット (プレイコミックシリーズ)
- 作者:やまさき 拓味
- 発売日: 2011/04/20
- メディア: コミック
うーん、なんかもう……このシリーズは競馬マンガではなくなってないか?
競馬だからこそ無茶苦茶な展開も許されるのかもしれないけれど、
もうほんとまじめに読むのがあほらしくなるくらい展開が適当になってきてる気がするゾ。。。
名脇役・厩務員の小林くんに妻が出来たと思ったら
牧場経営苦に加えてその妻である秀子さんを急性前骨髄球性白血病で殺させてしまう……。
ユウマくんを輝かせるためにその他をボロボロにしすぎやろって思ってたら
今作では初めて無敵のユウマくんも「バルブチーム」総帥を敵に回してしまって大ピンチに陥っていた。
今回も宿命を背負ってピエタは走るが、この馬はスプリンターだった……
はたしてこれでライバルたち相手に勝つことができるだろうか?
・第一部で活躍した「バトルハート」とキャメル軍団の名牝の間に生まれた子が「ファケル」。月山右京はこの馬に乗って戦ってくる。
・一方バルブグループはケンタッキーダービー優勝馬「アメリカンビューティー」の仔・マレンゴを舞台に投入してくる。
皐月賞から激突開始
・皐月賞では「白い奇跡」ピエタ1位、「アラブの誇り」ファケレ2位、マレンゴ3位
・日本優駿では鍛えつつ体重を増やして420kgに育てた状態で出走。ピエタ1位。
しかしここで屈腱炎になってしまう。
ユウマの弟。リョウマ・フォードが登場する
ベン・フォードさん何人子供作ってるんですかああああああ。
と思ったら、シャロンとエディはあくまで連れ子であって直接の子供ではないのね。
ユウマのライバル・月山左京は脳腫瘍になってしまい菊花賞がラストレースか…?
結局ライバル二頭が失速したことで棚ぼた的にピエタが無敗の三冠達成。
バルブ総帥の期待を裏切ったマレンゴは、罰として殺されることに…。
ユウマはそれを救うために、今まで突っぱねてきたバルブ総帥の馬に初めて騎乗することに。
金と権力を持ったホモ・バルブ総帥の愛が重い……
しかし、バブル総帥はこのレースを最後に失墜してしまう。
パーフェクトであり続けた光ユウマは次の東京大賞典にて落馬事故に巻き込まれ意識不明の重賞
二度と騎手に戻れない可能性も……
そして、バルブグループの後釜・モンスターファンドが大資本力をもとに日本競馬を蹂躙しに来る…
ピエタの翌年に、
中国産馬「モンスターグレン」がいきなり無敗の三冠達成。
そして、あっという間にモンスターファンドに日本競馬は牛耳られ……
もはや完全にギャグマンガと化してるけど、
当時の「鎖国解放」についてこのくらいの危機感を持ってた競馬ファン結構いたんやろうな。
こんな露骨にやったら国が黙ってるわけないやろあほかwwwって今なら簡単に言えるけどね。
競馬は、国営、ビジネスだ、ってのが全く考慮されてないのほんまウケる。