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優駿の門G1 「ナリタブライアンの呪い」 なんというかこれはひどい

優駿の門から13年後の物語。

1巻のばんえい競馬の描写が一番面白かったまである。



前作主人公のボムクレイジーは、自分が好きな馬以外と決して子供を作ろうとしなかった。そのため息子は1頭だけしかおらず、その一頭はサラブレットとは思えぬ巨体で最初はばんえい競馬で走っていたくらいだった。


4頭でケンタッキーダービーを争う戦い


・アイカ
父馬ボムクレイジー 母父ナリタブライアン


・アイアンマッスル(月山右京が騎乗)
父馬サドラーズウェルズ 母馬アーバンシー


・ドバイモンスター →ケンタッキーダービー前哨戦で予後不良
父馬シルバーチャーム 母父ニジンスキー


レジスタンス
父馬フサイチペガサス 


・ロッキー
あらゆるぼろ馬の命を一身に背負って走る馬。



あまりにも賢すぎるゆえに、あらゆる人間の宿業を背負って命を捨てて走ってしまう哀しき馬。哀歌。

・騎手である天馬駿のために

・天馬駿の父親が、彼をケンタッキーダービーに挑戦させるために牧場のすべての馬を売り払い、その中には白雪の姿もあった

・公平がケンタッキーダービー出場料を守るために銃で撃たれたことも


全てを一身に背負って、自分の痛みをこらえて走った。


それはわかるけど、一度落馬した後乗馬しなおしてケンタッキーダービーで優勝ってありえないでしょ……

これは正直やりすぎだ。

風のシルフィード」の後半でも思ったけどもうこれは競馬マンガじゃなくて別の何かだと思う。

私はこの作品はちょっとついていけない。



最後にボムクレイジーの新しい仔が生まれる描写があるが……

次はこの仔が悲劇を背負うことになるのか?

そうならないでいてほしい。

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