あらためてこのマンガは、ほとんどのコマは情報量が少なくてとても目にやさしい。
それでいてココぞというところにしっかり情報を詰めてくる。
特に、独特の描写のおかげでキャラに「思考」させるコマの情報量が多い。思考するシーンを言葉だけで済ませない。
これセオリーで考えたら「下手なマンガ」で、作者自身もそう言ってるんだけれどでも自分はこれが全然嫌いじゃないんだよなー。
未熟な若い人がやりがちなこと(大人がやってはいけないこと)ベスト3に入るよねこれ
これについて「自分にかけた呪いで人にまで嫌な思いをさせたくない」って思えるのはこゆん偉すぎる・・・!
Mさんはもちろん論外だけれど、コレに関しては私もダメなんだよね・・・。
やっぱりどうしても「過去と今は違う」「あの時はひどいめにあったけど今回は・・・」って相対化がうまくできない。
そう、これって数をこなすうちに相対化出来ないとダメなんだよ。
そもそも対人経験が少なすぎるMさんはともかく、私はこれ出来ないとダメなんだ。なのにうまく出来ない。つらい。
ただ、こゆんとちがって、私はこっちの方はひたすら訓練した。
思考量は多くても、ひとつずつ諦めずに言葉にするのをずっとやめずにいて
最初は下手だったけれど何回も何回も表に出そうとして、
それをやってるうちに、なんとなく表に出せるようになってそれを相手にあわせて調整できるようになって。
今でも練習中だけど、中高時代よりはずっとうまくできるようになった。
これは練習し続ければ大丈夫だって言える。
だから子供の頃はうまく言葉にできなくても泣くでもいいと思う。
ただ、これはいいたいけど、女性と違って男ってそう簡単に泣けないから
感情を抑制するように高校くらいからずっと強制されてるわけ。
まぁそれでお酒のんだときにハメ外す男とかは最低だと思うけれど。
辛い時に男が喋らないのを責める女の人はさあ、じゃあお前つらくても泣くなっていったらできるんかっておもうよな。
ちゃんと問題解決できてほんとうに偉いと思う。 まぁミナトくんが明らかに大人すぎるんだけどね。
合わない人とはとことん合わないのが人間・・・
こういう時あるよね・・・というか今絶賛この状態なのでモヤモヤを晴らしたくてこのマンガを読み返してる。
「若い時は」抱え込みすぎないことが大事