それにしても、ちゃんと国内だけの争いに閉じないで
教皇派を取り込んだ敵国の動きや、さらにやばいユーリさんがいたりして
ちゃんとしたつくりになっててすごいなーって。
「表面的にはスカッとヨワイ敵」と、「その裏の手ごわい敵」が同時進行に。
知らぬ間に、ユーリ側の手ごまをきっちり減らしてた
初期段階では第二王子以外に
・アイリスの弟ベルン
・教皇の息子ヴァン
・騎士団長の息子ドルッセン
・その他第二王子派
がユーリに取り込まれており、これによりそれほど悪いことしてないアイリスが罪人としてあやうく破滅させられるところだった。破滅こそしなかったがアイリスの心には深刻なダメージを負った。
わかりにくかったけど、実はそのくらいやばいところまで侵食されていた。
レティシアが登場したけどこのタイミングで!?
いよいよ戦争の火種がくすぶり始めている……
いやー、本とここまで話が大きくなってくるとはね。素直に面白い
だからこそ、1巻が異常なまでにつまらなかったんはなんだったんや?