マンガ喫茶でまとめて読みたいようなマンガを紹介するブログ

★はおすすめ。◯はまあまあ。△は自分は好きだがおすすめではない。☓は読まなくてヨシ!

2024年10月からのアニメ013  BLEACH千年血闘編

OP  「言葉にせずとも」SIX LOUNGE

www.youtube.com

ED  「MONOCHROME」水槽

www.youtube.com


エンディング曲めっちゃいいねえ!!!!



零番隊とクインシー舞台が戦うところから

原作は設定上は正しいけれど
「The Almighity」ことユーハバッハを強くしすぎたのに対して
黒崎一護側にそれを何とかするための方法を用意していなかったため
全てが茶番になってしまった作品。


まぁドラゴンボールフリーザ編以降は割とそんな作品だったような気がするけどね。
私はそういう作品はあんまり好きじゃなかったりする。


ぶっちゃけ、千年血闘編は構造的に無理のある話だった。

3つの世界や千年の因縁や霊王の設定など、作品の設定は素晴らしく面白いのだが、
その大きすぎる設定の中で、主人公の黒崎一護は「主役」を張れるポジションになかったのだ。

そのため、なんとかして主人公の黒崎一護を活躍させようとするとどうなるかというと

主人公より遥かに強い仲間(零番隊)は強いけど敵にヤラれなければならず。
その零番隊より強い敵は主人公たちが倒せなければならない。

この矛盾をどうやって解決するのだろうと思ったが



ぶっちゃけ解決できなかった。



なので、後半になればなるほど「おしゃれ」「雰囲気」「気合」みたいなのになっていき




強さの概念がわけわからなくなり、読んでて全然スッキリしなかった。




それまでの闘いは、曲がりなりにも主人公の裏設定とかがちゃんとあって
主人公は試練のたびにその秘められた設定をもとに強くなってきた。
他の仲間も、ちゃんと工夫して特性の差を活かして逆転劇を演じてきた。

ちゃんとロジックがあって、努力があって、納得感があった。

だから面白かった。




この最終編はそれがない。

だから全然面白くなかった。

ただ設定と卍解の格好良さだけになってしまった。



途中からは完全に思考停止しなければ読めず、それゆえ読んでも記憶に残らない。

圧倒的に人気の作品の終盤がこんなに酷いことになるとは・・・

おれはこんなもんを見るために頑張って読み続けてきたのかという悲しい気持ちになった。



アニメは作者自らが脚本を書き、原作の問題点を補完するという話だったが・・・

なんか根本的な問題をどうにかするという感じではなく

原作で描かれなかった零番隊の卍解を描いたり演出面を強化してきただけなのかなあ・・・?

でも、アニメによって、どうなるのかはやっぱり見届けたい気持ちはあるかも。

【スポンサーリンク】