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意志が弱くて「ダメだと思ったときでもダメって言えない」自覚があるなら「党派性によって心が濁ることに最大限気を付けよう

とある人のコメント。

Colaboを擁護するのはいいけど、引くところはちゃんと引いておかないと精神に悪いよ。不当を是とするのは少なく見積もっても悪の部類です。悪に慣れれば悪人になっていくだけ。こんな会計問題で心を濁す必要はない。引くときは引くのも手です。

私がこの問題で言いたかったことをとっても短く表現してくれていている。

そうそうそう。そういうことですよ。

私がインターネットの問題に関して言いたいことってだいたいこの言葉に集約されるといってもよいです。

年末になんか便秘が解消したかのような感じでとてもすっきりした気分。

心が汚れるというはどういうことか=自分で自分の判断を否定し、自分の思考能力をどんどん劣化させていくこと

Colabo擁護する側も、批判する側も「都合が悪い情報が出たときに自分で判断して自分で方向転換する」ということができない人は、できる限りそういう「党派性」とか「なれ合い」みたいなところから距離を取った方が良い!

なぜなら、「自分の心にもないことをいう展開」に陥って自分の魂を汚してしまう=自分で自分にハラスメントを強要してしまい、自己判断能力がどんどん弱くなってしまうからです。

自己判断を恐れて何も考えなくなった亡者になってはいけない。全部に対して答えなんて求めなくていいんですよ。よくわからんものによくわからんって言えて、仲間と意見が違っても自分は納得できないときには意見を保留できる。そういう「自分のための心のスペース」を守っておきたい。

わかりやすく言えば「他人に安易に生殺与奪の権を与えるな」っていう鬼滅の刃のセリフと同じです。あれを好んで使うくせにツイート見たら、現実ならともかくネットでも生殺与奪の権を他人に預けちゃってる人がめちゃくちゃ多いよね。何なんですかそれはって思う。

私がいつもネットで言ってることって極論すればこれだけです。3000記事以上書いてるけど、毎回同じことを言ってるだけです。

党派性に染まってる人の話ってのは意見の是非以前の問題なんですよ。「自分の言葉に自分の意思が載ってない人」の言葉は無価値なんです。町山さんほど乱暴な態度はどうかと思いますが、かといって自分で考えて結論を導き出したわけではない人の意見って「ただの受け売り」なので「お前はどうでもいいから責任者読んで来い」って気持ちにはなる。

みんな個人個人で「自分にとってハラスメントとは」という定義は持っておいたほうが良い

「リーガルハラスメント」とかいう言葉が流行ってるけど、せっかくだからみんなも「ハラスメント」とは何かってことは自分で考えて、自分なりの定義を持っておいたほうが良い。

辞書的な定義は二の次で良い。「自分が警戒すべきハラスメントとはどういうものか」「自分はどういうものをハラスメントと感じるか」ということをちゃんと考えておかないと、いろんな形で他人に食いつぶされるよ。

私にとってのハラスメントとは「お前は自分で考えた上で私と同じ考えになりなさい」って言ってくるやつのことです。

ジジェクが言っていた「見かけ上の寛容さに隠された思考や権力の押し付け」の例がわかりやすいですね。

ここからなんとしても距離を取らないといけない。

そして、これって口で言うほど簡単じゃないです。なぜかというと判断に自信がない時って誰かに任せた方が楽だから

自分がポジションを取った後それを転換するだけでも難しい。まして不利な状況になったときに自分の判断の誤りを認めるのはちゃんと訓練されてる人じゃないと難しい。

これが簡単にできるならだれも株で損しないっすよマジで。株なんか数値で明確に自分の判断の可否が突きつけられるのに、それでも自分の判断が誤ってた時にそれを認めるのにすごい苦痛を感じるからね。「ガチホ」するだけならまだしも、「ナンピン」とか「倍プッシュ」して地獄にはまる人が毎年数百万人もいる。

まして可視化されないしその気になればいくらでも目をそらせるゲンロンの世界でなんかいくらでも現実逃避できちゃうでしょ。

何らかの意見やポジションを取ることでしがらみができてしまってる人、もっといえば「そういうポジションの方向性だけのつながり」に価値を感じてしまっちゃってる人いるよね。「自分自身のつぶやきには誰一人関心を持ってもらえないのに、今話題の〇〇〇の件についてつぶやけばいいねがもらえる」からそっち方向にのめりこんじゃう人。

自分の中に積み重ねがあってその積み重ねをもとに話題に言及できる人と、話題に引きずられてその奴隷になっちゃってる人では全く違う。

簡単に言えば、「現在流行している話題について言及することによってPVやいいねがたくさんつくけどフォロワーが増えない人」は自分じゃなくてもいえることしか言えてない(発言に特に意味がない)。

ぼっちちゃんがリア充よりの世界に行けたのは

「コミュニケーションを求めながら、それが決して成立しないこと」というのはそれ自体苦しいことだろう。しかし、ハラスメントはその先にある。コミュニケーションが成立していないのに「一方的に相手の文脈によって」成立したことにされてしまう。この際に、自分が思っていないことを思ったことにされてしまう。自分の感覚を裏切ることを強要される。これがハラスメントなのだハラスメントの最も恐ろしい効果は自律性が下がることだ。自律性が下がると、学習能力は落ちてしまう。そして、自律性を下げ続けた果てに「学習能力を失う」という「学習の完成」がある。この学習が完成すると、ソレ以降の学習は停止してしまう。

この状態の最も恐ろしいことは、もはや自律的に情報に接して自分で考えるということができなくなることだ。

「党派性」っていうと中立的に聞こえるかもしれないけど

著しくこちらの思考の自由を奪う「結論を固定した上で思考の責任はこちらに押し付けてくる」やつが私は一番嫌いで、ぶっちゃけこれはトップボトムで「権力者」と「底辺の人たち」(はてブ民など)の二者がよくやってきます。

権力者は自分の権力を理解しているから自覚的にこの押しつけをやってきますが、底辺の方は「結論を固定した上で話しかけてくる」

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