要するにほぼプロットなのだ。
原作はすごく面白いがコミカライズにとても不向きになっている。
コミカライズ担当の人は死ぬほどやりにくかっただろうけれど頑張ってコミカライズしてくれて感謝。。。
ただ、この作品は私の好みと少し違う。
悪役としてはチョット微妙で自分を犠牲にしすぎている。
ここまでできるなら、自分を破滅させる必要はない。
姉に断罪されたいという欲望が強すぎて、ここは共感ができなかった。
(私の好みでないだけで、彼女の美学自体は理解できる)
私が求めている悪は「悪としてヒロインを導きつつ、ちゃんと自分は自分で幸せにならないといけない」ので美学としては合わない。
妹でありながら姑として振る舞うところは良かった
ぶっちゃけ1巻の時点で単体で完結した作品だと思うのだが、この作品の本番は2巻から
1巻の時点では、まだまだ大人をみんな騙し切ることはできなかった。
かなり多くの人にみすかされていて、足元を救われて自分の人生は他の人のものになってしまった。
だから、もう一度リベンジすることになる。
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一度人を騙そうとしたから、もう同じ手は通じない。ハードルはとても高くなっている。
そもそももう人を騙そうとしたりする必要もないはずだった。
でもこの世界の設定は割とシビアで、彼女はあと3回戦わなければならない状況になる。
1巻で見せた才能を今度こそ、というわけである。
軽い気持ちで読んでいたが、この作品はかなーり面白いと思う