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「7つの魔剣が支配する」 主人公が第四魔剣の持ち主であることが判明

ここにきて物語の目的が明らかになる。

前作「アルデラミン」で複雑な国盗り合戦を描いた作者とは思えないくらいに、今作はシンプルな復讐譚。母の敵を取るために7人の剣豪たちと戦う。

何のことはない。動機が違うだけでやることは「剣豪七番勝負」のフォーマットである。わかりやすくてよい。


主人公は第四魔剣の使い手。

どういう能力かというと、ひぐらしベルンカステルとか11eyesの主人公と同じ。

「可能な未来があればそれを手繰り寄せる」という能力。

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ただし、あと2回しか使えない。


本性をあらわにした主人公は母を殺したかつての英雄たちに復讐劇を開始する。

一人目がダリウス・グレンヴィル。

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主人公にとっては先の見えた「タスク」を淡々とこなすだけだが、そこにナナオというイレギュラーがいることによってみらいが変わっていくという話。


ちょっとした味付けでこれほどまでに面白くできるものなんですね。

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ハリーポッターっぽさも交えつつ、物語として飽きさせない作りになってる。

突き抜けて面白くはないけれど、エンターテインメントとしての完成度は凄く高い。




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