結論を先に書くと、8月4週は前半強気、後半かなり弱気です。
8月下落ののち、相場レンジは20200-20500の間を行ったり来たりしていましたがとにもかくにも20500は抜けてきました。
じゃあこのまま上に行くのかというと、ちょっと微妙な感じはしますね。
今月はオプションの「売り」によるレンジ構築があまり明確ではない
相場のトータルで見るとまだうわ抜けの準備ができてるとは言えない状態だと思っています。
大阪取引所日報 | 日本取引所グループ
いつもの目安となるオプション手口で考えると8月限は小さい売り越しはあるけれど「コール売り」が21000まで大きな壁がなく、「プット売り」については19625あたりまで大きな壁がありません。
なので、どっちに動かすのかがよくわからないというのが現状です。
アムロとGSが両方売りに傾いている状況は怖い
いったんCSが散々売り込んだ先物の買戻しを仕掛けてきています(本気の買戻しにしては勢いが弱いですが)おそらく「現物買い集め」オペからの「顧客への受け渡し」ということなので、9月以降は大きく上がる目算は高いと思います。
ただこの状況で、アムロはいまだにput20500を大きく買い越ししています。 アムロはミニ先物も大きく売り越しているため、このまま上に行くと損害が大きいような気がします。
となると、来週頭は上に持ち上げてくる可能性が高いですが、後半はドカッと下げてくる危険があります。
もしドカッと下げてきた際に「この価格帯なら大丈夫だろう」って思えるゾーンがあまりないのが不安ですね。
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また、前の記事で書いたようにGSも先物を連日売り越してきています。
8月16日時点の累積手口のざっくり感想 - 先物手口とマンガの感想
・アムロのput買い越しが減少する
・CSがミニ・TOPIXも買い戻す
・GSの売り越しが止まる
・野村が買い越しから売り越しに戻る
といった条件が重ならない限り、やはり強気にはなれないというのが現状です。
というか、VIXの動きがフラグ過ぎません?
18まで来たら売りたいけどそこまでこないかも? pic.twitter.com/BKpZ5DFhWf
— 朝陽っち (@asahikokura0805) August 16, 2019
8月4周はめっちゃ下げそうな気がしてて怖いです……。