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「人の悪口を言って金儲けすることがとてもやりやすくなっている」現状において、その悪口をシェアする連中はどこまで責任を負うべきか問題

今までは人の悪口は、瞬発力は高いものの「持続可能性」はあまり高くないとされてきました。

フワちゃんはそれでキャンセルされた形になりましたし、テレビ出演者ならいまだにこのレジームは継続していると思われます。

しかし、YouTuberとかnoteの書き手の場合、最初から露悪キャラやゲスキャラ路線で売っている人間ならばむしろ悪口で炎上すればその分だけ焼け太りになるという状況になってますね。


この状況になると、もう本人を批判してもむしろその人達は儲かるだけになりますから、むしろ本人は攻撃せず
こいつらを応援する人間が悪いのだから、応援してる人間を地道に削っていくしか無いという「アム・イスエル」的な思想に陥る人が出てくるのはある種必然なところはあると思います。

この世界の歪んだ在り方にどうしても納得がいかず、神に対抗する手段を探していた。

やがて「汚染された魂は神の元に戻れない」という世界のしくみを知るにいたり
汚染された魂をたくさん作れば神の総量はやがて目減りし、いつかは殺すこともできるだろう、という結論を得た。

この考えを実行するため秘密組織「導く者」を結成し、世界中の人間を汚染人間化させるべくひそかに暗躍している。
その過程で彼女もまた自分自身の魂を汚しきり、完全汚染人間となっている。

一般的に正気を失っている完全汚染人間に比べ、非常に理知的な存在。
しかし恐らくは、人類救済のための手段としての汚染蔓延化→神殺しのための汚染蔓延化、と手段と目的の倒錯が起きているという部分に汚染の影響が出ているのかも知れない。

私は現時点ではここまで極端なことはやりませんが、はてなブックマークには常に呪詛を送り続けることは欠かさず続けている程度には魂が汚染されています。



「悪口を売りにして稼ぐ」堀元見という人物にフラストレーションを抱えた落合陽一さんもまた、あまりにむかつきすぎてそのダークサイドにハマっていました。




コレに対してけんすうさんの意見

まとめると

【解決したいこと】
・誹謗中傷などをなくす

【前提】
・優先順位の高い順からやるという従来の方法とは別のアプローチが必要
・なぜなら一部のなれた人に対して、開示請求などの手段は燃料として扱われる可能性がある(さらに利用されてしまう)

【解決法】
「誹謗中傷をしている人ではなくて、関わっている人」をターゲットにする
・さらに、今までと違うアプローチにする必要性があるので、遠い場所をターゲットにする
・「悪口のコンテンツではなくて、別のコンテンツをシェアしている人、そして特に支持者でもない、よくその人のことを知らない人であってもターゲットにする」

ということですかね?

理解はしたし「気持ちはめちゃくちゃわかる!」なんですが、

これだと、訳も分からず突然、誹謗中傷ビジネスを加担している悪い人、という認定を50万フォロワー以上いる人からされて、恐怖を感じたり、心の傷を負ったりする可能性がそこそこあるんですよね。

なぜなら本人からしたら、社会通念上、問題がないと認められるコンテンツを消費してシェアをした、という認識だからです。

こういう人の後味を悪くしようとして絡むのは、こども、未成年の人、傷つきやすい人、現在心身に余裕がない人などがターゲットになってしまったら、誹謗中傷によって起こってしまっている悪影響と同じような状態になる気もするので、手法としては、副作用が強すぎるので、リスク高すぎでは?と思いました(なので個人としては反対です!)

けんすうさん「その人がコンテンツの内容の外で、よくないことをやっていて、それを知っているけどシェアした場合でもアウトではない(グレーゾーン扱い)」

シェアこれは、もう「どこまでを責任範囲とするか?」の違いだと思うんですが、僕は少なくても

「コンテンツをシェアしたときに、そのコンテンツの中身ではないものについて、認知していないものは責任を負わない」の立ち場です。

というのも、それを言い出すと、責任の範囲が無限に広がるからです。なので、責任の範囲はある程度限定的にしないといけないかなあ、と。

イメージで言うとこんな感じです。

コンテンツの中身に関しては、中身をちゃんと認知していれば、それをシェアすることには責任が生じると思います

また、コンテンツの中身についてよく知らないでシェアをする(たとえば読まない、ちゃんと見ていない)場合も、やや責任はあるかなと思います。

「その人がコンテンツの内容の外で、よくないことをやっていて、それを知っているけどシェアした場合」はグレーゾーンです。というのも「シェアをすることで、その非道な行為に加担してやろう」というのであれば責任は生じますが、「コンテンツと行為を切り分けて考える」ケースもあるはずです。

たとえば「過去のことだったら切り分ける」などの時間軸や、コンテンツとの関連性との近さ、遠さなども影響するからです。さすがに、50歳の人のレストランレビューをシェアしたら「でもあいつは4歳のときに、わざと店の食器を割ったぜ」というのでは責任を負わないと思いますし、一方で、いい投稿が1割で、残りの9割が貶めるような誹謗中傷だとしたら、さすがに責任は負う可能性はあるかなと。このあたりの責任の有無はグラデーションですし、明確な線引きも難しいと思います。要はケースバイケースになると思います。

で、「コンテンツの範囲外のこと」であり「それを認知していないケース」の場合は、責任はないというのが自分が思うところです。これは今回、自分がここだから責任がないといいたいわけではなくて(本当に!)、

それを言い出すと、コンテンツをシェアするときなどに、常に大きな責任がつきまとい続けるので、現実的に、現代の生活習慣と合わないだろうと思っています。これは、社会におけるデメリットが大きすぎるだろうと思っています!


けんすうさんの立場は、現在のSNSに蔓延る状態で、多くの人にとって受け入れやすい既存の保守的考え方だと思います。しかし、私はこれでは問題が解決しないと感じています。なぜなら、この方法では冷笑や無関心が続き、結果として悪質なコンテンツが見逃され、社会的な悪影響が広がってしまうからです。

これは一定の理解を示すんですが、誹謗中傷を減らすための解決策の優先順位としては、それらは低いんじゃないかなと感じました。

社会を変えるためには、実験や行動を起こす必要はあると思っていますし、それによって社会を変えようとするのは同意です。しかし、その対応として

・悪口・誹謗中傷のコンテンツを投稿している人が
・他で投稿したコンテンツがあり
・そのコンテンツを、その人のことを知らずにシェアした人がいた時に
・その投稿した人を攻撃対象とする

というのをやるのは、効果の面からも、社会の納得度からしてみても「優先順位低いんじゃないかなあ」と思いました。

これが

1. 誹謗中傷を投稿している人
2. 誹謗中傷をシェアして拡散している人

だったらわかりますし、

3. 誹謗中傷をよくする人のことをしっていた上で、その人を応援する
4. 誹謗中傷をよくする人のことを知ってた上で、その人のコンテンツをシェアする

までもギリギリわかるんですが、

5. コンテンツの投稿者の人のことをよく知らずに、コンテンツをシェアしている人

をターゲットにするのは「遠い」んじゃないかなあ、と。

なので、イメージ的には、優先順位は下のほうになりそうだなと思います。基本的には上からやったほうがいいのではないかなと。

たとえば、私は「Xにおける誹謗中傷などの開示請求に対してのXの対応はかなりずさん」と思っているので、今、裁判をすすめています。このように、プラットフォームに対して圧力をかけていく、という方法もありますし、

議員とのつながりをつくっていき、そこで誹謗中傷での問題と、プラットフォームの責任範囲などを対応できるようにするべきアプローチなどを水面下で少しずつやっています。

個別では誹謗中傷を行う人を地道に開示請求、訴訟をすることで減らすことはできます。これは誰にでもできることではないですが、リソースが比較的ある私にはできるので、これをやっています。経験上、だいたいの誹謗中傷者は、開示請求をされた時点で、アカウントを削除する、鍵アカウントになる、などが見受けられるので、一定の効果はあるかなと。

そのほかにも、地道に通報をする、ブロックなどをすることで、アルゴリズム的に誹謗中傷のコンテンツが表に出づらくする、などの草の根の活動もあります。

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これらの行為を落合さんもしているかもしれませんが、先ほど書いた

・悪口・誹謗中傷のコンテンツを投稿している人が
・他で投稿したコンテンツがあり
・そのコンテンツを、その人のことを知らずにシェアした人がいた時に
・その投稿した人を攻撃対象とする

は、された側の感覚でいうと「その自覚がないからびっくりする」ですし、突然「おまえは誹謗中傷コンテンツの加担者だ」という扱いをされると、多くの人は、自分が攻撃の対象者になったことにショックを受けるんじゃないかなと。

これによって、みんなが誹謗中傷をやめよう、という世界になるかというと、僕は「突然絡まれて怖いな」となるだけじゃないかなあ、と。

なので、落合さんが誹謗中傷を減らすためにリソースをかけるべきは、「誹謗中傷コンテンツを書いている人の他のコンテンツを知らずにシェアした人をつるし上げる」ではないんじゃないかなと思いました!

>私はそのコンテンツについて知り得たあとは対応を変えるべきだとは思っています。

これは「変えるべき」は同意なんですが、今回のケースとかでいうと、正直「情報がまとまっていないし、いろいろなコンテンツをチェックしないといけないので大変だな」という気持ちがあります。

で、その状態で続けようとすると「保留」になり、コンテンツをシェアしなくなるんですが、

これを許すと、私怨でいくらでも嫌いな相手を貶める行為になるので、一方的な情報でやるのは危険だなと思います。

自分はたとえば週刊誌とかで、一方的な情報によって、誰かの評判をさげ、その人の仕事の邪魔をしていく、という行為は危険性が高いと思っているので、「あの人、実は悪い人ですよ、コンテンツシェアしないほうがいいですよ」は卑怯な行為に使われる可能性がある手法と認識しているので、慎重派です。

以下は私の感想

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