なんかもう、消化試合のはずなのに、なぜまだ3巻もあるんですかね。
愛するものが死んだ時には、自殺しなけりゃあなりません。
愛するものが死んだ時には、それより他に、方法がない。
けれどもそれでも、業(ごふ)(?)が深くて、なほもながらふことともなつたら、
奉仕の気持に、なることなんです。奉仕の気持に、なることなんです。
愛するものは、死んだのですから、たしかにそれは、死んだのですから
真珠はとんでもない嘘つきだったけれど、なによりも自分に対して嘘をついている
というか、自分の心がわからなくなっている。
周防を殺したあたりから、もう自分の心に膜を作って自分の心を見ないようになっている。
どうやって生を肯定するか。これを真剣に考えるためにはまず「生きるのが素晴らしいなんて当たり前だろ」という思い込みを外さないと
本当に悲惨なものを見慣れていると
「生きるって素晴らしい」みたいな生を無条件に肯定するの無理になるよなー。
そのうえで、「子供」は無条件で救われるべきだというこの着地点はなかなかおもしろい
救いたいなんておこがましい。「寂しいから生きていてほしい」「俺にはお前が必要だ」のほうが響く(This コミュニケーション)
え、今になって周防さなさん絡んでくるんだ・・・ただの遺族かと思ってた
ブラコンの妹の幻想をぶち壊す。
真珠は周防を◯していた?
というより「キミが好きだ」と言ってほしかった。
周防のことが好きだった。
でも、周防はその気持ちに答えなかった。
周防にとって真珠は、ただ自分が死ぬのを邪魔した存在だった。
周防の為に殺した。
優しい「つもり」の人たち
Thisコミュニケーションのときもそうだったけれど
「優しい」は実像を歪めずに受け止める人のことなんだろうか・・・本当に?