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「私の胎の中の化物」3  女性の生理痛の辛さを否定するやつは殺されても文句を言えない



この作品の主人公が「女」である意味だよね。


男だと駄目なんだ多分。


男だと、頑張ったら普通に生きられてしまうから。



本作品は執拗に女性の生理痛のつらさを描く


まだ整理が来てないからと言って千夏を笑い、
どうにもならないものを「我慢しろ」という無神経な大人たちを描く。
母親ですら娘の体調不良を気遣ってくれない様子を描く。

本当にしつこいくらい描く。



その結果として千夏の中の化物が生まれたのだから
この化物は生理痛が生み出したものと言って良い。



つまり、世の中の憎しみや諍いの大半は成立が原因だったんだよ!(ナ、ナンダッテー)


我々は絶対に忘れてはいけない。
この世が平和であるために必要な絶対的なルールを。



1:女性の生理痛を軽く見ない
2:1を守る


女性の生理痛の辛さを否定する場合(=女性の尊厳や女性のつらさを軽視する行為)は殺されても文句を言えない
これを守れないと世界は滅亡する。







それにしてもこの作品はとてもいい。


なんかこう、とてもキラキラしてる。


こういう作品がNGといわれない国であってほしい。

フィクションの中だけは、ワールド・イズ・マインとか、バイオレンスジャックの世界のようにいくらでも荒唐無稽で理不尽な世界があってもいいと思う。


あらためて、フィクションの世界を現実の価値観で縛るのは文化の自殺だと思うわね

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