マンガ喫茶でまとめて読みたいようなマンガを紹介するブログ

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「江口さんはゲーム脳」1巻

エロゲ脳の女の子が
エロゲ知識を活かして
幼馴染と恋仲になろうと頑張るけど
エロゲと現実が最も違うのは
「現実の攻略対象はエロゲほど変な人間ではない」ということ。

エロゲの場合、たいてい主人公は能動的に動かなくても
変なヒロインが勝手に主人公を巻き込んでくれるが、
現実ではそんなうまくいくわけがない。

「主人公が常識的で普通の行動を取ると、エロゲ的展開が何も起きないの!」

「まぁそうでしょうね。普通の行動を取らないからゲームとして面白いんであって、常識のとおり動いたらそれはモブよ。
 巻き込まれるなどしてうまく転がさないと」


これはジャンプでも同じで、結局主人公が動かない場合、相手が編じゃないと物語は動かないのだ。




おかげで主人公が変な行動を取らないといけなくなるが
それはそれで幼馴染にドンビキされてしまうという形でひたすら空回りしちゃう作品。

というわけで2巻からは「現実的な設定からエロゲ展開に持っていく」ために、エロゲ制作者の姉の助言をえて能動的にしかけていくゾ

1巻だけだとあまりおすすめではないのだが、2巻からは、心理学ネタがちょいちょい出てくるのでエロゲ興味なくても面白いです。


1:選択肢のマジックで「ゼロリスクバイアス」を排除する

2:選択話法(ダブルバインド)で相手に行動を強いていく

3:ベン・フランクリン効果。自分を「手助けさせる」ことによって好きにさせる。

4:サンクコスト効果によってライバルを蹴落としていく


などなど。

これが「創作者」の力。世界を、私の人生を、操れる!
これが自由だ、私こそが私自身の神なんだ!

というわけでまぁ漫画としては読みにくいとか絵が古いとかいろいろ
ツッコミどころがあると思うけど、私は好き。





最初に私がこの作品知ったときのネタ




これがTwitterで流れてきて爆笑した。

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