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IPO銘柄の見分け方に関するakshoukaiさんのツイートまとめ

読んでみたところ、
確かに私がよくチェックしている「塩漬けマン」さんが
書いていることと通じています。

というか、なるほど彼はそういうことを言っていたんだということが
これを読んで初めてわかりました。

結構今っていろんな有用なツイートやブログ記事を書いてくれてる人がいるんですが、結局それを自分で理解できずに結論や推奨銘柄だけ拾っても、ちょっと予想外のことが会った時に対応できずに潰れちゃうのでダメなんですよね。


最低でも、書かれていることや言ってることがちゃんとつかめるためのこういう基礎をしっかりモノにしていきたいところです。明日は「オニールの成長株投資法」読んでいきます。



①まずJPXの新規上場会社情報のページに行く。

良いIPOと悪いIPOを見分けるのは簡単だ。
まずJPXの新規上場会社情報のページに行く。
http://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/index.html … 



②会社概要、で公募・売出情報をみる。

12/17のミズホメディー
公募はない方がいい。イトクロみたいに。しかし、IPOは会社にとって資金調達の絶好のチャンスだから普通はある。問題は売出元だ。
この場合、VC(ベンチャーキャピタル)は無い。売出元の二人は経営者らしい


③大株主チェエクに移る。

私はEDINETを使う
これをみただけで、このIPOはとても良いIPOだと判る。
・売出は社員の二人
・社長の唐川さんは売出していない
・これは非常に重要、社員持株会が13%。社員を大事にしている会社だと判る
新株予約権がない
ここまでで全く問題なし。

④これから、仕事の内容、業績などの調査をすれば良い。

なお、普通は先ほどのページで『Ⅰの部』の目論見書を見る。
私がEDINETを見るのは、使い慣れているため。



⑤ダメIPOとは「公募少なく」「売り出し多く」「大株主の質が悪いやつ」=VCや大株主の換金目的(Gunosyとか)

では、もう一社の3926オープンドア、を分析しよう。これはもう『会社概要』をみただけでダメだ。

公募5万株。つまり会社にはいるお金は少ない。売出:TP11号投資事業組合、62.5万株。つまりVCの換金が主目的。 普通なら、ここで調査はやめて、次の銘柄に行く。

今回はみなさんのために大株主をみてみよう。予想通りひどいもんだ。TP11は全株を売出。他にもVCの山だ。パス、ネオステラ、三菱UFJオリックス、三生キャピタル。 上場するとすぐ売って来る、定番のVCが並んでいる。念のためロックアップをチェック。まあ、180日のロックがかかってる。1.5倍とかのロックはない この手法を使えば、上場ゴールの株は10分も調べればわかる。それで残った銘柄だけを調査していけばいい。

⑥そして、その銘柄をIPOから「ずっと」(これが重要!)追っかける。

ちなみに、年内IPOの12社の内、残りの評価。

6238フリュー。概要○、大株主○、VCなし
3927アークン。概要○。大株主○。VC見当たらない

9416ピジョン。概要三角、公募187万株。大株主×××
・SBI系のVCは最悪
・公募が多くて、SBIの顧客が沢山当たるから、すぐ市場に出てくる

3928マイネット。概要三角、公募60万株。大株主。×を一ダース位つけたい。最悪
・VCゾロゾロ ・すぐ売るグリー
・一番悪いのは、社員が持株と同数の新株予約権を持ってること。()の中の株数
 ・あなたが社員なら、どうしますかw

まあ、こんなところで。他にも細かな判定法は沢山ありますが、今まで書いたやり方で絞り込むだけで、調査時間が大幅に節約できる筈です。

私はやらないけどセカンダリ投資を判断するための手法

これは、まあ、中長期、ファンだの話です。
実は、この手法で、企業概要と大株主を見て「プラスアルファ」すると、そのIPOが人気化するか、簡単にわかるんですね。
では、実例。

実はわたくし、今日一日「寄ってくれ。お願い。頼む」状態で一日画面を眺めていました。

①VCなし
②公募22万株
③売出10万株、オーバーアロット5万株という株がありまして・・

供給合計37万株。つまり37万誰かが買っちゃうと浮動玉がなくなっちゃうわけです。絶対供給が37万株しかないのに、大引けの買いは39.5万株でした。これが何を意味するのでしょうか。

これが解っていたので、「ひょっとして買えないかなあああ」と、朝上限で買い注文を出して一日中板を見てた訳です。こつこつ目論見書とか調べれば、この程度の情報は簡単に見つけられます。




IPO銘柄を追いかけることがなぜ良いのか

「女房と畳は新しい方がいい」と冗談でいいますが、株も新しい方がいいのです。
IPO株というのは、強烈な情報ギャップが存在します
四季報がない
・目論見書の見方は、個人投資家はしらない
・ネット投資家は派手な「ネット関連、新技術」に流れる
機関投資家個人投資家が情報面で横一線

・大手は新興や二部のIPOはカバーしない
 ・下手なアナリストより、個人投資家の方が優秀なケース良くあります
・一部直接はトピックス買いがある
・公開企業は上昇志向が強いので、1年後の一部昇格期待あり
 ・特に2部上場のそれなりの規模の会社は、1年後に一部確定の企業が多い

・綿半とか、昨年の12月時点で「1年後に一部」と判断しました
目論見書の見方とか、コツを押さえれば小型成長株や買い銘柄がゾロゾロ。
ポイントは、「派手に動きそうな銘柄を狙わず、地味地味株を調べる」です。
去年でいうと9090丸和運輸



番外 年末編

実は、年末というのは、一年の内で一番楽に儲かる時なんですよね。
みなさんご存知ないが。
ヒントその1:外人はクリスマス休暇。日本のお正月と同じ
ヒントその2:企業のIR部はお休み状態。新しい材料はほとんど出ない
では、ありあまったネット投資家の資金はどこに向かうのでしょうか。

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