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けんすうさんがインターネットうますぎて気持ち悪い件。あるいはけんすうさんの意見を是とする場合、だれが堀元見さんにアクションを取るべきなのか?という話

kensuu.com

落合さんは「誹謗中傷ビジネス、悪口をコンテンツにしている人の、別のコンテンツをシェアをした人に対して、それにも社会的責任があり、その人を誹謗中傷コンテンツの擁護者としてレッテルを貼っていくことで、後味を悪くしようとしている」なんで、僕はこの意見には反対だよ、という話でした。

じゃあどうするのかというと、個人的に活動しているのは

・度を超えた誹謗中傷には開示請求、訴訟などをする

・お金がない人には訴訟代金などを負担する

・X社の対応で問題があるところは、X社を訴訟する

・地道な通報、ブロック、コミュニティノート執筆、投票を行う

・つながりがある人がやってた場合は「その投稿はよくないですよ」と直接伝えて、削除や編集、訂正をしてもらう

・影響力が強い政治家、議員とつながり、対応や今後の進め方などについて提言(これはまだ人脈を作っている段階)

などです。

まず、けんすうさんインターネットが上手すぎてズルすぎる

それにしても、今回の堀元のnoteについて、

けんすうさんはそれに言及する必要は全く無いとはいえ、一切評価を語っていないのが面白い。

それは私の責任範囲ではないということで明確に線引をしている。



もっというと、一応言及しましたというポーズだけは取れるように体裁を取っているのがズルい。


はてブでこういうことを書いてる人がいるが的外れだ。そういう揶揄も全部巧妙に潰している。

「俺もあのnoteはクソだと思いました」みたいな話は絶対にしない。

ゴニョゴニョと長いこと書いてるけど、結局堀元見が落合陽一にしたことをどう思うか?に関しては何一つ記載せずにひたすら落合陽一のやったことの是非のみ書いてるのが極めて恣意的だな

これはストローマン論法では?「「一番、相手が嫌がるであろう私刑を実行しましょう」とほぼ同意義」


あくまで一般論という形で間接的に「余り好きではない」といいつつ打消しょりをする念の入れよう。

けんすうさんは、自分の影響力を十分に理解したうえで

他人に対して明確にネガティブな意見を述べることを意図的に避けていてあまりにも老獪だなと思った。

堀元さんはお構いなしにやってたけどこのあたりは若さゆえなのかなと。

僕のスタンスを明確にしておくと

・悪口や揶揄をコンテンツにするのはあまり好きではないといっている

一方で、匿名掲示板文化などからの出身なので、自分でも「本当かよ」と思う気持ちがあります。

むしろ、斜めに見たり、ブラックジョークを交えたり、ユーモアを交えて見るというのは好きな可能性もあります。

ただそれをいうと嫌われそうだから「そういう悪口は嫌いだな!」といっている可能性はある。自分では認知できない部分。

すごいよねこの言い回し。立ち回りがあまりにもズルい。

「表向きは良くないって言っておくけど、無意識では堀元のことは面白がってるし応援してるかもしれない。でもそれは無意識のことで自分では自覚できないから。今後そういう風に受け取れる発言があっても無意識だから」

なんだこの論法。ちゃんと発言責任をこなしつつ、その発言の責任はすべて負わないというチートだ。

立場が上の人間だからこそ言える話。

「おまえら下々のものが、私から言質を取れると思っているのか?これだけ言ってやっただけでも感謝するよな?」「アッハイ・・・」としか言いようがない。

言質を取らせない上流階級らしい言い回しでありコレ自体はまぁありふれているが、けんすうさんのすごいところは、そのズルさを下々のものに対しても隠しもしないし、むしろそのズルさを自分のキャラにしてしまっているところ。

よくこれだけ手口をさらしながらで「いい人」キャラをキープできてるな・・・それとも、インターネット民バカだからコレのずるさが全くわからんってことなのかな?



ヨッピーさんとかは論理的に隙が多い人なのだけれどその隙が人間味になっていて個人的には好きだ。

でもけんすうさんは隙がなさすぎる。 

堀元さんもインターネット上手すぎる人だけれど、けんすうさんはもうなんか極まりすぎたAIを想像させる。

なんかここまでくると怖いというか気持ち悪いよ・・・。


***サラッと「ゆる言語学ラジオ共演者のみずのさんは」堀元さんに対して何かしらアクションをおこなうべきと促しているのも怖い。

構造で考えると「私刑はよろしく無いから落合さんの行動はよろしくない」と釘を差しつつも

少なくとも堀元見さんに繋がりのある人、具体的にいうと水野太貴さんや飯田光平さんは今回の件で堀元さんに対して何らかのアクションをしたほうが良さそうだということを匂わせる表現になっていますね。

水野太貴と堀元見が製作・出演するPodcast番組、YouTube番組である。「ゆるく楽しく言語の話をする」をコンセプトとしている。

株式会社バリューブックスの書店員である飯田光平と堀元とが、視聴者の積読を増やしていくYouTubeチャンネルである

とはいえ、私はこの二人に「ネットで意見を表明しろ」とかは言いません。

その失敗はもうやってしまったので、この件に限らず他の件でも同じ間違いは繰り返したくないです。


このお二人はすでにご自身の考え方でしかるべき判断・行動をされているはずで、それが自分から見えないだけでなにかいうのはおこがましいからやらない。


あと、フランチャイジーの方々は力関係上フランチャイザーに物が言えるワケがないのでこの人たちは無理でしょう。

「ゆる天文学ラジオ」(話し手:越山嘉祈、聞き手:夏生嵐彩)
「ゆる書道学ラジオ」(話し手:夏生嵐彩、聞き手:越山嘉祈)
「ゆる生態学ラジオ」(話し手:よしのぶ、聞き手:平田トキヒロ)
「ゆる哲学ラジオ」(話し手:平田トキヒロ、聞き手:よしのぶ)
「ゆる民俗学ラジオ」(話し手:黒川晝車、聞き手:浦下拓巳)
「ゆる音楽学ラジオ」(話し手:浦下拓巳、聞き手:黒川晝車)


いずれにせよ、この結果としてつながりのある人間がしかるべきアクションを取ったうえで、それをどう堀本見さんが受け取るかどうかが大事だなと。

堀元さんの行動が変わらないのであれば、彼の周りの環境は今回の件について「しょうがないやっちゃなー。まぁでも堀元のやることだからなー」ってなあなあにしたということで、そうなったら水野さんも飯田さんも「堀元の行いで迷惑を被ったかわいそうな被害者」ではなくなる。 界隈ごと忌避すべきだと判断をするだけです。


もっといえば、水野さんや飯田さんですらあくまでも「仕事を一緒にやってるだけ」のゆるいつながりであり、堀元見氏を制御できる存在は一人もいません

堀元さんの運営するか株式会社PEDANTICは年商1億円だそうですが社員は堀元さんひとりだけであり、おそらく株主も一人だけでしょう。

あくまで水野さんや飯田さんも、直接の利害関係者では在りません。

直接的に監査などを担当する人もいません。完全なワンマン経営です。

ja.wikipedia.org

https://www2.nenkin.go.jp/do/search_section
こちらで「7011401024191」を入力するとかれの会社の被保険者数が表示されますがやっぱり自分だけですね。

というわけで、周りの人が諌められないのであれば、誰も彼を止めることはできないということです。




この状況において、けんすうさんの提言はとても「ぬるい」と感じましたが今のインターネットでこれ以上を求めることも難しいでしょう。
ここで堀元さんがいくら気に入らないからと言って、感情的にルールを厳しくしろとかいうのはズレた考え方です。


堀元さんのことが嫌いなら、嫌いな人間が意識して彼をブロックして視界に入らないように気をつけるか彼がなにか今後アクションを取るたびに彼がやっていたことをつねにリマインドする。コレ以上のことはなにもできません。

利益相反行為とは、取締役が会社との取引において自己や第三者の利益を優先し、会社の利益を犠牲にする行為です。

利益相反行為を行うには、原則として株主総会や取締役会の承認が必要ですが、総株主の同意がある場合は承認が不要とされています。

会社の承認を得ずに利益相反行為を行った場合は、会社と取締役間の取引は無効となります。

監査役は、取締役が不正を行わないよう、取締役の職務執行や計算書類の監査を行う役割を担っています。

監査役は、取締役と兼任することができません。これは、監査をする者と監査をされる者が同一であると監査の実効性に疑念が生じるためです。

監査役は、取締役が責任を問われることのないよう注意深く監視し、必要に応じて助言・勧告を行います。

あえて強い言葉を使っておくけれど

けんすうさんはこれだけインターネット強者ぶりをアピールしておきながら「堀元に被害を受けた人」については完全に見て見ぬふりをしているのでインターネットの構造の話はしても個別の件ではなにも責任を負わないという印象を持った

倫理的に良くないと言われようが、被害に合ってる人間からするとそうするしか止める方法が無いならやるでしょって話にしかならんよね。

今回の件、けんすうさんはその気になればいくらでも堀元さんの話を調べてその結果「これは良いんじゃないの?」「これは良くないんじゃないの?」と述べることはできた。

でも議論に有利であり続けるために、落合さんがこれだけいっても「私は堀元とかいうやつのことは知らない」で押し通した。

これだけ長文を書く暇があればその100分の1の時間ですぐ堀元の件についてキャッチアップできたはずなのに、「堀元の件はなんもしらないからノーコメントで」を貫き通した。

インターネットは上手すぎるほど上手いと思うが、「自分の得意な勝ちパターンにこだわる人だな」「あえてバカなふりをする賢者って死ぬほど質悪いな」という印象は強く持った。






繰り返しになるが、コレと比べたらヨッピーさんってめちゃくちゃいい人だなって思う。

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