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名取さなさんが激推してたから「逃げ若」読むか……1巻~2巻 :「南北朝鬼ごっこ」がコンセプトなので、いろんな鬼を倒していくというストーリーになってる

正直今は脳みそがフランス革命モードだから別のタイミングで読みたかったんだけどなー(なんだそれ)






歴史についてはしらなくても単行本での解説が充実している

逃げ若、実際に単行本を買って読んでみたら歴史の解説がめちゃくちゃ手厚い!

馴染みのない歴史の馴染みのない主人公を扱うからこそ物語の構造はとてもシンプルにわかりやすく!なんですね。

詳しい歴史の解説とか全然しない。 歴史ものじゃなくて、歴史の人物を使った「鬼ごっこ」で読者を楽しませようとしてうr。

ものすごい割り切ってる!

人気作家でなければ絶対に許されないやつ。 でも面白いからOK。


本編は割と史実と違うので、これ単行本を読むのが前提になってる!監修はまさかの本郷和人
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私は日本史は全然わからんので、もう素直に解説に従うことにします。

とにかく私は室町時代の解像度がやたら低い。歴史的にはわずか3行の知識しかないのではないか。

もちろん正中の乱とか、個別の戦いごとに新書1冊ずつのボリュームがあると思うが… 真面目にこのあたりは全然理解できてない。

武将の名前とかはわかるし、イベント名も「単語としては」覚えてる。でも全然頭の中でストーリーとしてつながってない。やばすぎる。


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楠木正成と還俗した護良親王が再挙兵し、さらに翌元弘3年/正慶2年(1333年)には後醍醐天皇尊良親王流刑地を脱出した。

楠木党の籠城戦上赤坂城の戦い千早城の戦いが長引くことで幕府御家人厭戦感情が増し
倒幕を促す後醍醐の綸旨(天皇の命令文)と護良の令旨(皇族の命令文)が全国に出回ったこと等により、戦況は徐々に後醍醐勢力が盛り返してきた。
ここに、北条得宗家と代々縁戚関係を結んできた武家の名門足利氏の当主である高氏(後の尊氏)が幕府から離反したことが大きな転機となって、鎌倉からの遠征軍と京の六波羅探題が壊滅した

こっちの部分は「バンディット」を読むよろし。


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北条時行は僅か10歳(諸説あり)の少年であったが足利直義を破り、鎌倉奪還に成功した。
先代(北条氏)と後代(足利氏)との間にあって、一時的に鎌倉を支配したことから中先代の乱と呼ばれている。
また、鎌倉支配が20日余りしか続かなかったことから、廿日先代(はつかせんだい)の異名もある

ここが「逃げ若」のメインになる部分。



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おそらくここは逃げ若では描かれないのだろう。


個人的に室町幕府の時代は義満以降は全然知らないのだが、6代目のこいつだけはめちゃくちゃ印象に残っている。
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私にとっての室町幕府のイメージはどちらかというと「室町武士が怖い」より、こいつの恐怖政治の方だ。

あらためて読みたいところだが…とにかくこのマンガくっそ高いんだよねえ…でもKindleになってるからいつでも読めるのは本当にありがたい。一時期入手困難すぎてプレミアになってたから。








1巻

1:五大院宗繁(鬼畜生)

歴史的には飢え死にしたと言われている。


2:小笠原貞宗(目がいい)



2巻

3:市河助房(地獄耳)




なおコレ以降どんどんやばいのが出てくる模様








護良親王

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元弘の乱鎌倉幕府を打倒することに主たる功績を挙げ、建武の新政では征夷大将軍に補任。しかし足利尊氏を疎む護良は
武士を好み彼を寵愛した父とはすれ違いが多く、将軍を解任され、やがて政治的地位も失脚、鎌倉に幽閉される。
のち、中先代の乱の混乱の中で、足利直義の命を受けた淵辺義博によって殺害された。鎌倉宮主祭神

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