この答えは、メルメル婆さんから預かったローハルト公の手紙の中にあった。
あなたのお父上は、当時王城にいた従騎士の一人。
ザンドリオの戦乱で亡くなっていたの。
手紙の文章だとおそらく当時18歳、金髪で瞳の色は菫色。
リルアーナは、もともとはDXの父親であるリゲインのことが好きだった。それは間違いない
でも、リルアーナも、そしてリゲインもどちらもその関係を求めなかった。
彼女は、リゲインではなくて、そのリゲインに似た若い青年と恋をして、子供ができた。
母親となったリルアーナは、王女であることを捨てて、母親として生きようとした。
だから、リゲインではなく、その男とザンドリオで駆け落ちしようとした。
そして、それをロビン卿=ローハルト公が助けようとした。
しかし、不運なことに、その従騎士は、ザンドリオの戦いで死んでしまった。
というか、嫉妬に狂った前王により、アルトリア軍はザンドリオを街ごとすべて滅ぼしてしまい、その戦いに巻き込まれた。
DXとユージェニーは容姿がとても似ているが全く血縁関係はない
ここまで分かった上で、ユージェニーはそれでも復讐を目指すかどうか?
クエンティンから離れられるかどうか……。
暗闇でよく見える逃げ道は罠だ
ユージェニーは本当は王になりたいのではなくて、騎士(クエンティンを守る存在)になりたかった……
彼女はただクエンティンが好きだから、彼の望みをかなえてあげたかった。
ユージェニーを制し、クエンティンを倒そうとするが、クエンティンは予想以上に強大な存在だった
DXには会った時から呪いをかけていたし
DXだけでなく、アニューラスにもその他の貴族にもみんなに呪いをかけていた。
しかし、唯一この呪いに対抗しうる天恵を持つメイアンディアがいたので、DXの呪いを中和することに成功する。
メイアンディアのスキルは「常時持続するパッシブスキル」らしいが?
イオンがついに戦いの舞台に立つ
イオンがユージェニーと対峙している間に
メイアンディアはDXを守護していた火竜の加護を利用してクエンティンの呪いを返してクエンティンを打倒する。
クレッサールでの戦いは決着したがまだまだ謎は残る…。