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本人にとって別に得がないタスクを課して「責任はお前が取れ」と言ったらだいたい物事は停滞する

数年前に勤めていた会社で、とある社内情報システムを入れ替えようという話になりました。

そこで、若手の人に担当を割り当てて、いついつまでに完了させろって言ったんですよね。

ちなみにこの若手の人、まったく知識なし。
というか会社の中に一人もサーバとかについて知識がある人がいませんでした。

上司の人も誰もわからん状態で、若手の人に丸投げ。
しかもミスったらデータが消えてしまうかもしれないから結構怖いのに、
責任もその若手の人に任せられてました。

どうなったか。
当たり前ですけど、話が途中で止まっていつまでたっても進みませんでした。
そりゃそうですよね。誰も自分の責任でやりたくないでしょ。


そうこうしてるうちに、その若手の人が部署を移ることになりました。
別の若手の人に同じタスクが割り当てられました。
その人もやっぱり普段の仕事とかを言い訳にしてなかなか作業を進めませんでした。


その人もやっぱりいなくなり、部長は改めて3人目を指定しました。
その三人目は「わかりました。ただし作業については全て部長と共有したうえで、最終的な移行開始の判断は部長が行ってください」といいました。
部長は3人目の申し出をOKしました。
そうしたら3日後には移行作業が完了しました。



なんのことはなくて二人目までの人間は移行作業について
後はやるところまでは準備を進めていました。
でも、万が一失敗したときの責任を自分がとるのが嫌だっただけでした。


部長は次から他人に作業を任せる時、
進捗をきちんと報告させる代わりに、ゴーサインは自分が行うことにしたということです。

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