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「ガールズアンドパンツァーリボンの武者」5巻まで 西住みほという存在が各高校に与えた影響について

西住みほによって刺激を受けたいろんな学校は少しずつ変わろうとしていた。そこにさらに「鶴姫しずか」という武者と「松風鈴」というコンビが短期で暴れまわってくさびを打ち込んでいく。西住みほが「太陽」なら、鶴姫しずかは「北風」のようなものだろうか。



3巻までは1つの戦車だけで戦っていた。
4巻からは竪琴高校(ミャンマー)と組んでチーム戦を経験……と行きたいところだけれど、このチームがめっちゃくちゃ弱かったので実際は「指揮」することになる


竪琴と協力してアンツィオ高校と対戦

聖グロリア―ナ学園から独立したものの、設備もなく訓練もできないチーム。
www.y-history.net

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仕方がないので「バックフロント」戦術で戦う。
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小さくとも勝利を感じれば人は意気に感じる
意気に感じれば信が生まれ
信が生まれれば人は将となり
将は戦を制す

アウンの素直さと人懐っこさは、将として利となり
それはチームメイトにも波及する!

こうやって竪琴高校を戦えるようにするが、
実はアンツィオ高校も同じ経緯を経て成長してきた学校だった。

私もああだったな。
名古屋からスカウト入学で、アンツィオの戦車道を再立ち上げした。
でも、だからこそアンツィオは弱くない。否!強い!

BC自由学園と組んで黒森峰の逸見エリカチームと対戦

逸見もそうだけれど、みんな西住みほに感化されて変わろうとするのはいいが西住を見上げるがゆえに、足元がおろそかになっている。その足元をすくうようなかたちで勝利を狙う!

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急ごしらえの機動戦術なのか、それとも…

さすが西住流という感じで非常に強く、次々に撃破されていく。今回は殲滅戦なのでエリカだけを倒せば終わりというものではない。絶望かと思われたが、逸見エリカのトラウマをえぐるようなえぐい手段で混乱させる。

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西住みほと逸見エリカの分岐点

しかし、逸見エリカはきちんと混乱から立ち直り、彼女なりの方法で克服して立て直す。

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いつでもほかの人間が現場指揮官になれる錬度まで訓練する

西住みほの本質が黒森峰にも伝わっていた!

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なぜアニメ11話~12話があれほどまでに感動的だったのか

かつての黒森峰では、手足が頭をさしおおくなんて許されていなかった。
今は、違う。
私隊は自ら考える。私たちは頭であり手足である。
あなたに、大洗の西住みほに勝つために!

盤石になった黒森峰に勝つために、鶴姫しずか達はよりえげつない手にシフト

7対7になった後、

①BC側6 :黒森峰4
②BC側1 :黒森峰3

にわかれて対峙。

①では練度に勝る黒森峰が圧倒し、損害はBC4:黒森峰2。

しかし実際は

①BC側4 :黒森峰4
②BC側3 :黒森峰3

だった。 ②では黒森峰は油断していたため伏兵にあって全滅してしまい

BC側3:黒森峰2となる。

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同数ならキルレシオ1:2で勝っていたが3:2となるとそういうわけもいかず
ぎりぎりの勝負の末BC側が勝利。



というわけで、ここまではタンカスロンが戦車道に勝つ展開が続いたけれど
ここまで試合に参加せず見ていた西住まほが「戦車道の反撃」を予告する。

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いよいよ盛り上がってまいりました!

わかってもらえただろうか。逸見エリカに。
「道」において勝利は勝ちではなく、敗北は負けではないということを。
西住流戦車道の本当を。

しかし、それにしてもこの作品の主人公はしずかではなく松風鈴のほうなんだよなぁ。この子もの静かだけど強烈な「女の子の友情(百合ではない)」の波動はすごい好きだわ。

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