なろうマンガ・B級マンガなどの感想

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「さよならを教えて」の解説動画がすごく良かったからみんな見て

言語化がめちゃくちゃうまくて素晴らしいです。

わたくしは実際に「エリーゼのために」と「さよならを教えて」はプレイ済みであり、このゲームは二周プレイして構造が理解できれば非常に単純なゲームなので特に解説はいらないと思っていたんですがそんなことはなかったぜ。やっぱり自分以外の人の目線って参考になるわー。

個人的に何がよかったというと、lain(ゲーム版)と真逆のものとして捉えていることですね。その発想はなかった。


関連動画

このゲームの言葉回しの狂いっぷりはこの動画の弾幕で山のように流れてくるのでご確認ください。

あと、スーパーマリオはこちらの動画の9分50秒から。

チャイム音はこちら。



見てもらえばわかるけど、設定さえわかっていれば統合失調症でかつ性欲がやたらと強い人間がものすごく支離滅裂な思考を垂れ流しているだけの作品なので、つながりなど気にせずにその時々の会話をシーンごとに読めばいい。わかってしまえば滑稽でかつ哀れなお話だ。 

ただ、それを知らずに本当になんの前知識もなくプレイした人にとってはマジでやればやるほど気持ち悪くなってくる。なにせ終わりが見えない。少女たちは殺しても次の日には元気になってこちらに笑いかけてくる。ひたすら陰鬱な朱一色の画面と、ほとんど同じ曲(しかも短いメロディの繰り返し)が鳴り続けるBGMと時々狂ったような効果音が流れ、テキストを見ても意味が崩壊している文章を読まされるだけ。ちゃんとオチを知らないと最後までプレイすることが困難で挫折してしまう。かといって途中で投げ出してしまうとオチがわからないので自分が何をプレイさせられたのかわからず気分が悪いままだし、それをtwitterで誰にも吐き出したりできないときは結構心にずしっと残る。わかったところでこの作品に救いも出口もない。「Remember11」のように、ひたすら無限に主人公を内側に閉じ込め続けるのがこの作品の意図だから。このゲームに手を出してしまった時点で詰んでいるというわけだ。

(といっても、あくまでそれはネットによるネタバレがない時代だから)今ではみんなプレイしなくてもこの作品の設定を知っている。このゲームの上記のような効果は「自分とゲームの一対一」の時にしか発動しないが、今って「みんなでこのゲームを外側から観察する」というタイプの消費ができるので対してプレイヤーの心にダメージを負わせたりすることもない。今ってこういうゲーム作っても雑に消費されて終わってしまうし、わかりにくいものは「つまらない」と一蹴されて終わってしまうよね。


そういうgoogle以前だからこそのゲームなんだなーと思う。


とはいえ、こういう「ドラッグ要素」だけがさよ教の価値というわけでもない。グロ寄りの美しい絵をベースにした雰囲気作りだけでなく、EDにおけるネタ晴らしの効果的な演出やミスリードの仕掛け、ネタがわかった後「これはこういうことだったのか」とわかってから二周目が楽しめるようになってる要素などいろいろ見どころはある。 なにげにとなえ先生の演技がめっちゃいいし、ED曲は多数のMADが作られるなどとてもいい曲?である。幸いにして今でもプレイ動画でえちえちなシーン以外はすべて見れるため、興味があるい人は「後ろから」見てみるといいかもです。


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