自分が電話で聞きたいところ。すでにわかるかたいれば是非教えてほしいです。
①現在、既存のソフトとスマイルゼミの売上割合はどうなってる?特にスマイルゼミの今期の会員数の変化は?
②営業キャッシュフローは増加しているのにFCは20億以上減少。何が原因かというと去年は25億、今年も有価証券を53億も購入してる。これなに?そもそもここ、総資産流動資産が360億あってそのうち270億が流動資産なのはいいがそのうち110億が有価証券なのよな。何買ってるの?前年度分の償還がちゃんと増えて返ってきてるようだからどっかの社債? 今期目減りしたりしてない?大丈夫なの?
③前年度為替差益0.6億⇒今年は為替差損0.4億になってるけど為替の想定はいくら?というかそんなに為替が影響する事業ってあるの?
感想
過去にすぽさんブログが分析依頼されたにもかかわらず分析投げ捨てたくらいIRが悪い会社。
とはいえ、キーエンスに買収されてからは17期連続増収増益かつ営業利益率20%超えの高収益企業。しかも無借金の超健全体質業績は問題なし。スマイルゼミ以外については「キーエンスのIT事業部門」くらいの認識でいたほうがよさそうです。
ただし、株価が200円台の頃から800円まで一気にあがったせいで個人の信用買が非常に多く需給が悪くなっており、そのせいでいつも上がったり下がったりしつつ徐々ーーに底値切り上げ中。うねり取り必須です。
現状は個人投資家が多く信用買い残りが非常に多いため、リスクオフの状況では絶対持てませんが、リスクオン(5日線が25日線を超え、かつ株価がその両方より上)になった時は強そう。5日線割ったらとりあえずそこでいったん切る、くらいに警戒していて問題ない株です。長期保有はできませんが今の時期は決算も控えてますし是非買いたい、というか買った。
事業内容
ツボとなるのは「スマイルゼミ」の拡大>BtoBビジネスの減少。
というか、とにかくスマイルゼミの伸びです。
普通こういうのはわかるようにしてくれてるものなのですが、判断できません。
子供に合った通信教育の選び方。スマイルゼミのタブレット教育はニンテンドー3DSより効果テキメンだった | ももねいろ
http://momonestyle.com/z-board-elementary-school-students-tablet-course-impressions
いまのところコンテンツの出来は非常にレベルが高い模様。
進研ゼミ「チャレンジタッチ」 ベネッセ会員271万人のうち何人?
受験サプリ 無料会員が20万~30万
学校向けクラウド型教材配信サービス「CHIeru.net」 27万人?
Z会タブレットコース開始 ???
業績
しょぼいIRからわかることは、スマイルゼミの伸びがよく、売上の拡大が相当期待できるのに対して販管費(主に広告費+研究開発費)は徐々に減っているということです。キーエンス傘下ということもあり、利益減はよほどのことがない限り許されないでしょう。大いに期待できます。
現時点ではまだコンテンツ拡大のため研究開発費がかなり大きいようですが、販売についてはその分広告費はすでに3分の2に減らしても売上増加していくレベルまで伸びてきている模様です。
株主構成
<外国> 8.2%<浮動株>7.8% <投信>10.1%<特定株> 62.0%
キーエンス 2,823(43.9)
重田康光 294 (4.5)
日本トラスティ信託口 239 (3.7)
浮川初子 143 (2.2)
福良伴昭 105 (1.6)
資産管理サービス信託銀行年金 96 (1.5)
浮川和宣 80 (1.2)
チェース・マンハッタン・バンクGTS(エスクロウ) 73 (1.1)
日本マスター信託口 62 (0.9)
日本証券金融 60 (0.9)
浮動株は小さいのですが特定株主や信託銀行が結構売ってきたりします。なにより信用買い残りが140万とデカすぎ。本当はもっとふるい落として欲しかった。