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「終末何してますか。忙しいですか。救ってもらっていいですか」

かつて「勇者」として世界を救った主人公。

しかし永い眠りから目を覚ますと世の中は変わっており

①自分が施設で面倒見てた子は実は「妖精」と呼ばれる使い捨ての兵器で、「獣」と戦って自爆することが使命。

黄金妖精(レプラカーン)
68番島、オルランドリ商会第四倉庫、通称『妖精倉庫』で暮らす兵器。厳密には生きていない、いわゆる死霊の一種で、自分の死を認識できないほどの幼さで死んでしまった魂。そのため、幼いうちは生きることに対して無頓着で、たとえ命に関わるほどの傷を負っても死を恐れない。また、その由来により「前世の侵食」という種族的な業を抱えている。これは前世となる幼子の記憶が徐々に蘇る一方、現在の人格の記憶が徐々に失われていく現象で、上述の魔力を酷使するとより早く進行し、最終的には現在の人格を上書きして消滅させてしまう。幼体妖精は前世の記憶を「夢」として見た時期を目安に成体妖精兵となるべく検査・調整を受けていくこととなる。人間にしか扱うことのできなかった聖剣を振るうことができ、獣の脅威に対抗しうる唯一の兵器。しかし、致命傷や上記「前世の侵食」などにより通常の戦闘手段では獣を倒すことができないと判断された際には、意図的に魔力を暴走させ獣もろとも自爆することが戦術として定められており、これは「妖精郷の門を開く」と形容されている。

②その「妖精」を犠牲にする作戦を指揮しているのは唯一生き残った戦友で。

③戦争に参加させなくても時がたてば「妖精」は人格崩壊して死ぬ。特に親しくしていて、自分を慕ってくれていたクトリというヒロインが真っ先に壊れる。

なにこれイリヤの空なのか、ブラッドハーレーの馬車なのか、それともネコっ可愛がりなのか。

この過酷な条件に対して、かつて勇者だった主人公は大事なものを守りたいのに何もできない。
12話中、6話の時点でもうすでにクトリの命は残り僅か。ここまで状況が進んでるんだけど、この先どうすんのこれ……。

クトリを救うためには③をどうにかするしかない

なぜ妖精には寿命があるのか。→③
そもそも人類を滅ぼそうとする獣とは何なのか? →①

①は解決不可能な問題。少なくともクトリの寿命までには無理。

〈十七種の獣〉
500年前、突如現れ、たった1年足らずで世界を滅ぼしたと言われる正体不明の生物。500年前の地上に存在した武装宗教組織・真界再想聖歌隊(トゥルー・ワールド)が生み出した生物兵器研究の成果[13]。
魔力を帯びない通常の兵器ではまともなダメージを与えることができず、唯一対抗しうる手段は人間族の遺した聖剣を振るうことが可能な妖精兵のみ。基本的に空を飛ぶことができないが、〈六番目の獣〉だけは、自身の体を細かく分裂させて風に乗せて飛ばす形で、浮遊大陸を襲うことができる。

なんだこれ、ランスシリーズの聖魔教団かよ。MMルーンの作成した闘神みたいなもんだろ

なので、クトリを救いたければ絶対に③を何とかする必要がある。
なぜか奇跡が起こっていったんクトリがタイムリミットを延長することに成功する。

後半(7話~) 「記憶をどんどん侵食されていくヒロイン」というこれまた定番系

アイセアちゃんによるネタ晴らし、笑顔でやってるけどめちゃくちゃつらそう……。
こいつ異世界人かよ……。

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クトリは妖精じゃなくなって人として共に生きていけるかも……ていう希望を与えられるが、まぁ孫わけないですよね。 実際はただ時間延ばしされて、ヒロインは自我を失って消滅してしまうというARMS設定です。


しかも、主人公やクトリたちが戦ってる獣は、「元は人間」という残虐設定。
なにをやっても絶望感しかない。


この幼女…マブラヴオルタネイティブのスミカと同じか

人間が先に世界を滅ぼそうとした。
それに対して3つの神々が人間を滅ぼすことで守ろうとする。
しかし、先に人間が神々を殺し、自らは獣に変わってすべてを滅ぼした。
その親玉がエルクハルクステン。子供のうちに死んだ最後の星神。
それがクトリの魂の名前。


妖精はもともと自分が死んだことすら気づかない子供の魂。エルクハルクステンが殺される前に見た「好きな人たちのために闘う夢」を見ているだけの存在。


どこにも救いはないっすねー。

俺な、昔勇者をやってたんだ…

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お願い、もう一度あの場所へ…

最後駆け足過ぎてよくわかんなかったけど、雰囲気でいいのかなこれは。



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