日本のリベラル陣営は負け続けているかもしれんけどリベラルは勝ち続けているよ。その証拠に、身分制も廃止され、男子普通選挙も実現し、女子参政権も与えられ、累進課税も導入され、福祉国家に移行し、男女雇用機会均等法も成立し、そのうちLGBTのソーシャルライツも保護されるようになるだろう。リベラル、勝ちっぱなしジャン。保守なんてここ数百年、負け続けじゃないですか。
選挙の勝ち負けで言えば、与党が得票数で圧勝している選挙って実はあんまりないのよね。単に野党が統一候補を出し切れていないだけであって、それをすれば、今の時点でも政権交代よ。その程度の、たかだかテクニカルな話なんで、あんまり過剰に「意味」を見出すのもちょっとちがうんじゃないかね。
だいたいちゃんとした左翼がいたら普通に勝つんだから。有権者の圧倒的多数は労働者なんだよ? 民主党ガーって言っている人でも、ブラック企業とか成敗して欲しいでしょ? 労働運動のセーフティネットを中小企業にもちゃんとかけて欲しいでしょ? 拉致問題に力点を置いたら朝鮮人差別だとかおかしいと思うでしょ? 上級国民だけが保護される国とか勘弁して欲しいって思うでしょ? 俺らリベラルなんよ、俺らがリベラルなんよ
リベラルとかフェミニズムが負ける原因は、マイノリティなのにわざわざ不利な「力の真向勝負」を挑みに行くから
なんか自分たちに主人公補正とかがかかってると勘違いしてる嫌いがあるよね。
セクハラやパワハラなどは「昔は良かったけど今はダメ」なのでなく、「昔からダメだったものがやっと言語化された」だけですよね。それで「生きづらくなった」と思う人は、今まで生きづらかった人の分だけ生きづらくなってくれていいと思う。
— fuminaru kawashima (@fumiwriter) 2019年5月16日
よりによって負の押し付け合いになるならマジョリティには勝つのは困難
せっかく言語化されたのに辿り着く結論が「こっちじゃなくてそっちが生きづらくなってればいい」であるうちは「なるほど、これはどっちが生きづらい思いをするか押し付け合いの勝負なんですね」という解釈が発生して永遠に対立し続けるだけなのでは。 https://t.co/eZtG11FTQa
— ズイショ (@zuiji_zuisho) 2019年5月16日
あと、そもそももう完全に手段と目的を間違えてるよね
なんかみんな、共通の敵を持つ人と話してる時が一番楽しいみたいな感じになってない?って思う時があるんだよね。そういう人との繋がり方はたしかにラクだし、その同じ敵を憎む話題においては喧嘩することもなく共感し合えて楽しいかもしれないけど、それだけになってない?大丈夫?って。
— ズイショ (@zuiji_zuisho) 2019年5月17日
ある文脈、握り合えてるお約束の中でしか、楽しいコミュニケーションを築けないようになってしまうんだとしたら、それってあなた方が憎んでいる存在と全く同じになってしまってるよ。「あいつらと一緒にするな」と思うだろうけど、それだけに依存し続けていたら近いうちに完全に一緒の存在になるよ。
— ズイショ (@zuiji_zuisho) 2019年5月17日