産業用電源開発という性質上、設備投資に大きく左右される企業。
EV関連ということで買われているけれども、そこまで大きく伸びないような気がするので手を出しにくいですね。
概要
映写用電源の会社からスタートしたパワーエレクトロニクスの会社。
パワー半導体及び、産業用電源機器。
UPSやパワーコンディショナ、工場向けの大型電源に強み。
最近ではスマートフォンや車向けの表面処理用電源など
2017年から小型電源機器事業へ参入。
2016年 | 2017年 | 2018年見込み | 内容 | |
一般産業用 | 40億 | 16億 | 21億 | PC評価、水電解、銅箔用 |
インバーター | 49億 | 29億 | 20億 | 太陽光・燃料電池用PC、UPSなど |
金属表面処理 | 22億 | 33億 | 33億 | スマホ基盤、自動車装飾 |
★小型電源 | 50億 | 65億 | 86億 | 溶接機、光源用、切断機など |
パワーモジュール | 44億 | 44億 | 45億 | パワー半導体 |
ディスクリート | 17億 | 14億 | 15億 | 白物家電用 |
中期経営計画
当初2019年には売上230億、営業利益23億を目指すとしていたが
2018年度計画は営業利益19億→6.6億に下方修正。
2019年度も営業利益10億程度に修正されるのではないか。
時価総額150億はやや過大評価に思える。
2018年1Qは54億、経常利益2億。研究開発費用に2.1億。
半導体が 売上16.7億、利益1.8億 と2ケタ増収
〇業務用エアコン向け
〇FAの生産ロボット向け
・海外の販売拠点強化
電源機器は売上37億、利益0.78億。
×太陽光パワーコンディショナは減速(6.65億→3億に)
〇金属表面処理用電源DCAUTOシリーズが好調。
・モジュール式金属表面処理用電源「MRMシリーズ」
◎イースタンの事業(小型電源)を上乗せ(?)
〇製品の故障対応の対策費計上が前期で終わり
?新エネルギー関連製品の開発
EV関連???
「蓄電池」対応のパワーコンディショナへも投資しているが、「燃料電池」用なんだよなぁ……。EV向けは観測されてない。