ワールド・エンド・エコノミカが大好き

主に日本株の銘柄分析をしています。 「WEE」のバートン氏のような格好いい投資家になるのが将来の夢です。

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アスクル  目指せ株価6000円

※ただし二年後。妄想記事なのであんまり本気にしないでください。


会社概要

①オフィス用品通販のNo1企業。
②事業所単位で契約し随時注文を受け付ける「ASKUL」と
企業単位で契約し管理購買を可能とする「SOLOEL」がメイン事業。

③BtoBメインだったが、2013年から個人向け通販「LOHACO」を開始。
LOHACO - LOHACOとは

④2017年5月には、ペット用品通販大手の株式会社チャームを買収
オフィス用品配達大手のアスクル、有力ペット用品ECチャームを買収 | M&Aクラウド

アスクルは売上が年平均で10%以上伸び続けており安定して高成長を続けていたためPERは45倍程度で安定推移していた。

2017年2月に埼玉県の物流拠点にて火災が発生。18年度は営業効率の大幅悪化および、拠点の復旧&新拠点立ち上げの費用で利益が7割減に。しかしこれは一過性のものであり翌年はV字回復を通り越して過去最高益を達成する見込み。

2019年度営業利益見込みは、2018年度計画3倍の110億以上を期待

・売上の9割を占めるオフィス用品のBtoBに関しては18年、19年も安定して成長継続。
・現在売上1割の個人向け通販は、LOHACOを中心に17年度390億→18年度455億以上→19年度600億以上、の見込み。


18年度は火災の損失とLOHACO拠点拡大の費用投下が集中するため大幅減益となるが、内訳としては81億円の一過性の費用計上して35億の利益見込みである。つまりポテンシャルとしては116億の営業利益見込みであった。また、1Q時点で営業利益11億を達成しており、会社の想定以上に好調といえる。19年度は一過性の費用負担がなくなるので、LOHACO事業次第ではあるが、過去最高益を達成する可能性は高い。



(1)BtoB部門(ASKUL、SOLOEL) 営業利益140億~190億
現在売上の9割を占めているBtoB部門の利益は2017年度水準で149億円。結局はこの数字が2019年度どうなるかが大事。
売上利益率は徐々に改善しており、2018年度1Qにおいても営業利益37億はなんと2017年度1Q比+31%である。2019年度にこの水準を維持できれば193億となるが、のちに述べるAmazonの影響を考慮し10%成長としても165億の営業利益である。現状維持あるいは少し減少するとしても140億。



(2)BtoC部門(LOHACO、CHARM、OUTLET) 営業利益▲20億~10億。

BtoC部門の利益は3QでLOHACO関係の費用負担が一旦終了する。4Qでは一気に6億円改善する。それでいて、売上高は1.8倍ほどに増えるため、営業利益も一気に改善すると思われる。

最低でも2018年4Qからは黒字化を目指すと思われる。また今年ペット用品通販の大手CHARMを買収しており、この企業の営業利益は公開されていないが売上に対する買収額からして赤字とは考えにくいため、赤字縮小に貢献すると期待される。


とはいえ、LOHACOの損益分岐点は今一つよくわからないです。個人的には19年度黒字化は十分期待できると思うんですが……。

費用負担
2015年 売上199億に対して損益▲32億。
2016年 売上328億に対して損益▲33億。
2017年 売上390億に対して損益▲43億。

2018年 売上455億見込みに対して▲39億見込み
1Q 14.8億費用見込(売上実績81億) ベース損益▲9億
2Q 24.1億費用見込(売上100億見込)
3Q 24.2億費用見込(売上120億見込み)
4Q 18.7億費用見込(売上145億見込み)

2019年 売上600億以上見込みに対して???億

一気に成長を目指しているため販促費を相当かけるとは思われるが、それでも4Qあたりで一気に採算に乗せてくるのではないかと期待したい。悲観的に見ても、費用負担が減るため、1Qあたりの損益が▲5億は越えないと思われる。

以上によりBtoC部門のの損益は営業利益▲20億~10億と見積もる。



(3)ロジスティクス部門  営業利益▲4億~▲2億
ロジスティクス事業は現在売上規模は14億程度、年4億の赤字。
セブンイレブンとの協業という材料はあるものの、インパクトは小さくなおしばらくは赤字継続と思われる。
他のニ部門と比べ事業規模が小さいのでそれほど重視しない。こちらも赤字は多少圧縮されると思われる。




2年後の目標株価はPER35倍計算で6000円コミット価格。6600がターゲット価格

というわけで、2019年度5月期は120億~200億の営業利益が期待される。アスクルは銀行からの借り入れが少なく、為替差益の影響も少ないため営業外費用がほとんどなく営業利益=経常利益はほぼ同じ。そのため法人税を支払った後の当期利益は営業利益の6掛けになるので当期利益は60億~120億と考えられる。安倍政権下で法人税が減るならさらにプラスに機能しますね。

アスクルの現在の時価総額は1700億。会社計画通り過去最高益を達成できるとすると現在の株価はPER14~30以下の水準。従来のPER45倍と言わずともPER40倍としても2倍程度になるのではないか。最低でも株価4000以下ということはありえないと考えています。



ということで、放っておけば私の塩漬け株@3430は助かるでしょ(助けて……)



リスク 「Amazonフレッシュ」「Amazonビジネス」という黒船来襲

ここまでは外部要因に変更がない場合です。しかしAmazonという黒船が来ていますね。アリババも来ました。

オフィス用品もAmazonでお買い物――アスクル対抗サービス「Amazon Business」がプレオープン | TechCrunch Japan
5年以内に全世界72時間配達実現へ アリババがスマート物流企業の株式過半数取得│WWD JAPAN

アスクルだけでなく、モノタロウなどもこの影響を受けて大幅に株価ダウンしています。アスクルの主要顧客は「事業所単位の契約」「従業員100名以下の中堅企業」であり切り替えは十分起こりうる。

とはいえ、アスクルも黙ってみているわけではない。そもそもAmazonは現在でもオフィス用品通販はやっているがオフィス用品に関してはAmazonよりアスクルが便利だからこそ使われている。

「法人契約のメリット」に関しても「SOLOEL ARENA」などできめ細かくサービスを提供している。カタログ中心の発注を文化として定着させている上、EC取り扱い商品数を500万アイテム以上に拡大、非在庫商品の拡大、PB商品の拡大など着々と地位を固めてきた。

「LOHACO」についても直近で「Amazonフレッシュ」に食われるというわけではなく、むしろしばらくは先行するECサイトを食って伸びると思われます。

といいつつ半信半疑。ここがどうなるかわからないから株価が弱ブクマなんでしょうね。。

買いタイミングは2018年度3Q通過後がベストだと思います

私はもう買ってしまったけれど、費用負担面などを考慮して3Qが最も厳しくなると思われる。ここを通過するまでは売りが続く可能性はある。多分この頃には一度は日経平均が崩壊しているはずだし。

ということもあり、3Qまで待って買うのが良いかと思います。中期計画が発表されたりなどしない限りは、そこまで大きくあげることはないはず。




ここからはおまけです

1Q決算  想定以上の増収。営業利益は6億の予定が11億

BtoB          716億、営業利益29億。ベースは37億円。7億円が火災影響のマイナス。
個人向け通販(LOHACO)が80億 営業利益▲17億。ベースは▲9億。このうち6億円が火災影響。
ロジスティクス事業が13億、営業利益▲1億。

営業利益本来は26億。火災の関係で▲13億。
とにかく、火災とLOHACO本格始動のための流通費用への費用投下の影響が大きい。

関東の流通センターの復旧・増強は9月末で出荷能力がもとに戻り、来年度には160%出荷能力拡大。AVC関西も2月から本格稼働。


復旧状況
①9月13日から、東日本のサービスレベル正常化。

②9月末 LOHACO完全復活からの大型販促開始

アスクル、ソロエル、ロハコのプラットフォームを外部提供し新規売上見込

他にもいろいろ書きたいことありますが力尽きたのでとりあえずこの辺りで。

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