ワールド・エンド・エコノミカが大好き

主に日本株の銘柄分析をしています。 「WEE」のバートン氏のような格好いい投資家になるのが将来の夢です。

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アクリーティブ

※8月28日に書いた記事です

アクリーティブについて簡単に情報を確認しました。
短期的にはおすすめ度2。長期的にはおすすめ度5です。できれば400以下でガッツリ買っておきたい銘柄。

アクリーティブの事業=ファクタリング(債権管理および、債権管理代行)事業

FPSFlex Payment Service)という名前で債権現金化ビジネスを手掛ける。

①アセット事業=債権現金化ビジネス。
 小口の債権を「期限前に安く買い取って現金を払い、きっちり債権を回収すればその差額が利益になる。

②ソリューション事業
 ・債権回収の管理代行ビジネス
 ・レジ業務の受託  →2017年に売却済。


など。詳しくはこちらをご覧ください。

企業分析:8423アクリーティブ(3.0) : すぽさん投資ぶろぐ




ポイントとしては、
■利益率が高い債券回収ビジネスをおこなっている。

■今まではほとんどがドンキ向け債権を扱っていたので貸し倒れリスクが少なかった

当社グループの債権取扱高における(株)ドン・キホーテ向けの割合は、2016年3月期においては53.4%、2017年3月期においては55.8%となっております。また営業収益における(株)ドン・キホーテに対する実質的な依存度は2016年3月期においては58.9%、2017年3月期においては71.4%となっております。


■現在は「芙蓉リース」の子会社になっており、ドンキ向け債権以外も手がけている
芙蓉リース、ドンキから学ぶ小回り金融 証券部 藤原隆人 - 経済中心に書いてます!

ドンキの傘下入り後は6期連続で増収増益で売上高に占めるドンキ向けの比率も9割から6割まで低下している。同席したドンキの大原孝治社長は「特定の小売りグループ色を薄め、金融のプロに任せるほうが事業の幅を広げ成長できると判断した」と語った

というあたりでしょうか。


7月にも「トライアルカンパニー」という九州の大手スーパーとファクタリングサービスで提携するなど今までの実績をもとに独自に顧客を拡大していっています。



2018年度の業績

http://www.accretive.jp/pdf/ir_library/20170802_kessan_shiryo.pdf

レジ受託事業を売却してしまったので利益はやや減少しているものの債権取扱い量は増えている。小売業向け債権買取がやや低調なことが気になりますが、その他は成長を続けており販管費や資金調達コストの減少により、来季以降は巻き返しが期待できると考えます。



株価へのプラスが期待できる要素

①浮動株が非常に少ない★★★★
50%以上を保有する芙蓉リースと、25%を保有するドンキホーテが超安定株主。会社法上の関係性なので、議決権の関係上、どちらも環境が変わらない限りは売ってこない。

→現在の浮動株は7.2%、300万株、12億円程度しかない!!買い占めが進んだ状態で材料が出て人気化すれば、一瞬で需給が逼迫し大幅高もあると思います。



②芙蓉リースは520円でアクリーティブの株を買収している★★★
2016年12月に1株520円でTOBを実施。当時の株価が401円だったので、30%もプレミアをつけて買っている。

芙蓉総合リース、アクリーティブに対する公開買付け開始|M&A ニュース速報 | M&A タイムス
芙蓉リースとしては必要もないのに企業価値より安く買うことはない。今後この価格を越えてくることを当然視野に入れていると考えるべき。長期保有であれば心配なく買って問題ない水準。

また、芙蓉リースグループに入ったことにより資金調達コストやリスクが減るなどプラス効果も出ています。



③芙蓉リースの傘下で、新規に成長分野である「医療・介護」の小口債権を取り扱う(アクリーティブメディカルサービス)★

この分野は少しリスクがあるが、逆に言うと芙蓉リースとの競合はなく、芙蓉リースのバックアップの元取扱高を増やしていくことができるということになります。

芙蓉リースが狙うのは市場が拡大する病院や調剤薬局、介護事業者向けの診療報酬や介護報酬の債権を買い取り、早期に資金を融通するサービスだ。アクリーティブは医療・介護向けにすでに400億円規模の資金繰りサービスを実施している。高齢化を背景に国民医療費は毎年1兆円増加、介護費用も増えており医療・介護は国内の数少ない成長分野だ。だが、芙蓉リースの主力は、航空機リースや産業設備のリース、ホテルなどの建物リースといった重厚長大な分野。1個98円の歯ブラシといった小口債権を裏付けとした管理や融資は苦手だったが、小回りの効くアクリーティブを通じて小口金融のノウハウを学べる

ドン・キホーテとの関係は最低でも4年間は現状維持のためドンキ向けの売上が減ることもなく、売上拡大につなげられる可能性が高いです。

最近立て続けに「南日本銀行」「三重銀行」などとの提携をして、資金調達を行い、競争力を強化しています。おそらく今後も断続的にIRが出ることが期待されます


※ただし、介護ファクタリングは競合が非常に強いです。「オリックス」「豊通オールライフ」「東京センチュリー」「SMS」「リコーリース」など大手との競合。売上は拡大するものの利益率的には少し厳しいかもしれません。



④「ドン・キホーテとユニー・ファミマとの提携」による顧客範囲の拡大★★★
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170825-00149723-hbolz-soci
ソリューション事業がファミマ店舗にも拡大でき、さらにファミマへの納入業者に対しても、債券回収ビジネスが拡大できる可能性あります。ただ、現状他の企業がやっているはずなので、そこからのスイッチングが可能かどうかはドン・キホーテ次第かと思います。



ドン・キホーテHDの銀行業進出時にシステム受託の可能性あり★★★★★
ドンキホーテHD、銀行業は当然視野に入っている=大原CEO | ロイター

ユニー・ファミリーマートホールディングス (8028.T)も銀行業への参入を検討している。

これが実現し、アクリーティブが銀行業における受託をできるのであれば、セブンアイホールディングスとセブン銀行と同じ比率で考えたときにアクリーティブも10年間で時価総額1800億くらいまで伸びるとい夢を持てるかもしれません。


事業上のリスクについて

事業等のリスク|アクリーティブ株式会社

現在はドンキ向け債権が多いので良いですが与信が難しい医療・介護関係には少し不安が残ります。

あとタイ事業は今のところ売上が少ないのでそんなに問題はないですが少し気になりますね。

ですが、少なくとも2018年度に関してはリスクは少ないと考えています。

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