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ワールド・エンド・エコノミカが大好き

主に日本株の銘柄分析をしています。 「WEE」のバートン氏のような格好いい投資家になるのが将来の夢です。

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セック

銘柄分析 銘柄分析

セックの決算日3日前に書いた記事です。

買い煽りになったら嫌なので、
書いた記事はすぐには公開しませんがある程度時間が立った後で確認のために分析をチェックしていこうと思います。



<概要>
直近で見るならば1Qを無事通過すれば財務的には何の心配もありません。
新興銘柄にしてはPER、PBRも低いため、チャートが良い間は勝負できる銘柄だと思います。

長期で見るならいったんエネルギーを溜めている段階かなと思います。
一応長期で見た材料などを補足でつけてみました。


株価の値動きの激しさと比べて非常に堅実な会社経営

「リアルタイム技術」に強いミドルウェア開発会社です。ロボット本命の銘柄としてアベノミクスが始まったころから期待され何度も跳ねているが、業績自体はベンチャーとは思えぬほど堅実経営そのもの。というのも、ここオーナー社長じゃないんですよね。技術者集団としては優秀ではあるけれど経営者がどこまで冒険できるかはわからないという感じです。

営業利益率15%、自己資本80%超。キャッシュフロー時価総額60億に対して25億円。短期借り入れが少しあるだけでほぼ無借金という状態を維持しながら着々と売り上げを増加させている。逆に言うと、今のところ大幅な財務ファイナンスが必要になるほどの大きなチャレンジがないということでもある。

「防衛」「ロボット」「自動走行」「車載情報端末」「M2M(農業IT)」という5大テーマにかかわる技術を持ちながら、ビジネスとしてはNTTドコモやKDDI、京セラといった、大企業携帯キャリア向けの安定したネットワーク技術の提供にとどまっている。

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※社会基盤システムBF
・官公庁系と放送局向けの技術アプリケーション/交通/防衛



テーマ性は抜群に高い。しかし現状新規テーマは全部あわせて売上2割程度。どこかで爆発がほしい

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開発分野|開発分野・事業領域|株式会社セック -SEC-
「防衛・宇宙開発」「ロボット」「自動運転」「モバイル決済(FINTECH)」の4つテーマに強みを持ち実際に売り上げもあり。 その他「遠隔医療」「M2M(農業IT)」「災害情報」などに期待が持たれている。

①特にロボット開発の標準化をつかさどるミドルウェア開発では国内で先行しています。
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いざ「ロボット開発」が進むとなるとこの会社の技術が必須になってくると思われます。

2012年5月、セックは機能安全の国際規格IEC 61508に準拠したRTミドルウェア「RTMSafety」の発売を開始しました。「RTMSafety」は、ロボットの安全関連系への実装を想定し、機能安全の国際規格であるIEC 61508の認証を取得した世界初のロボット用ミドルウェア

②自動運転向けに「開発案件受注」「車載端末向けミドルウェアの販売」ありとのこと
ZMPフォーラムにて代表取締役社長 秋山が「ロボット用ミドルウェアの開発と機能安全への取り組み」と題して講演します


③宇宙については人工衛星の位置情報管理で5億程度の売り上げが上がっています。



1Q決算は大型案件剥落と開発・人件費先行のため前年度比割れの可能性があります。1Qの決算結果で売られたならばそのあと買いを狙いたいです。

念のため8期分売上と受注残をさかのぼってみました。

年度 売上(計) 受注高(計) 受注残
27-1 9.1 8.6 10.9
27-2 9.7(18.8) 12.2(20.8) 13.4
27-3 10.6(29.4) 8.4(29.2) 11.1
27-4 11.6(41.0) 12.2(41.4) 11.8
28-1 9.6 9.0 11.2
28-2 11.1(20.7) 12.7(21.7) 12.7
28-3 11.6(32.3) 12.7(34.4) 13.9
28-4 13.9(46.2) 11.9(46.3) 11.9

これをみても非常に堅実なビジネスをしていることがお分かりかと思います。

安定して受注が先行し、その消化もできているので売上に関しては問題なく伸びると思われます。ただし、今期は化学メーカー向け大型開発案件があったため高水準で推移していましたがこれが来期なくなります。なので、売り上げは落ちます。

また、社員を257名から17名増加させたため人件費が一時的に増加します。(この社員が何の強化を目指しているのかはIRに確認してもよいかも)などなど考えると、少し1Qまたぎはリスクかなと思われます。


今年の会社メッセージは

今期の重点テーマは、「既存の分野で業績を支え、成長分野に投資して継続的な成長を目指す」です。今までの既存分野で業績を支え、モバイル決済端末、車載情報端末、車両自動走行、ロボットなどの成長分野を加え、継続的な成長を目指します。

http://ir.sec.co.jp/ja/vision.html

今までの通期数字はかなり慎重に出す傾向にあります。見込みが悪ければ下方修正もすぐに出してきますが、結局下方修正を出した年は、通期で最初の予定通りゴールしました。


価格帯出来高と株主構成

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固定株主が70%。浮動株は20%近くありますがあまり動かさない株主が多いようです。

上がり始めたらめちゃくちゃ上は軽そうです。


感想

テーマ的に強く期待が持てる上に安定成長で時価総額が60億程度。
PERで見ても18倍、PBRも1.6倍。

迷わず買いと考えたいところですがここ数年EPSが横ばいのためPEGレシオ的には割高。
1Qの決算次第ですがここが下がるようならエネルギー溜める期間にあたるかなと考えます。

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