今日は証券会社の手口情報というのを見つつ、ついでに今回のSQ値を考えてみましょう。
※あくまで後で検証するための仮説です。こんな感じで考えてわかるなら誰も苦労はしないのですが……。
手口情報はコチラで見れます。
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/invest_tool/futures/futures_top.asp
まず2月9日の寄り付き前外資情報は以下のとおりです。
このことから、外資の売りは継続していると伺えます。実際現物は暴落しました。
しかし本日の手口情報を見るとこの通りになっています。
さすがに時間帯別の売上などはわからないのでなんともいえませんが、
それにしても外資系は軒並み2月限の先物を買い越ししています。
一方ばかみたいにたくさん売っているのは明らかに野村など国内系投資証券です。
これつまりどういうことかというとたとえばこんなことが考えられるのではないかと。
①寄り付きで全力で売りの姿勢を見せる外資系。戻りのリバも押しつぶしつつどんどん売りをぶつけてくる。
②下方向が確定すると、それに追随しようと一生懸命売りを入れる国内系証券。あるいは、買いの損失を抱えて損切りという形でどんどん売らなければならなくなっている野村。(実際2月1日~2月3日の間に買いまくっていたのは野村だそうです)
③しかしある程度の地点から、外資系は買い戻しを始めてた、と。
こういう形になっているのでは。外資系にとっては掘り進める目標=SQでの目標値は16000ではなくその↑にあるのではないかと。思います。 買いなおしてもう一度下を目指そうとしてるという考えも有るかもしれませんがあと2日でここから掘り直すとも思えません。
じゃあ外資系売るのやめたんだからもう大丈夫かな?と思いたいのですが、
トピックスや先物miniはガッツリ売られてる。これはどういうことなんじゃろか……。
つまり全然安心はできない。結局まだまだ買いどころは見つかりませんね……。
でも、私は今日の売りは国内証券(あるいはそれを介した国内の投資家の損切りあるいは狼狽S)が主力になってる気がします。株で言えば下げトレンド中に「個人売り、機関買い」の状態になると反転すると言われてますがどうでしょうか。
テクニカル的にも、このまま下げると一直線で下げてしまう非常に危険なところです。
今の時点でそれを外資系が望んでいるか、あるいはその力があるでしょうか。私はまだ其時ではないと思います。
なので、目線としては明日踏ん張って反転すれば一時的な底。そしてSQ値は16000より上のライン、と考えています。あくまで仮説ですし、先物買いとかをする勇気はないですが一応。
2月10日の寄り付きおよび昼は間違いなく追証のため寄りは下げるでしょう。そこからどうなるか、ですね。