業態 ◎(ワンストップサービス&ストック型への転換。今年のテクマトを期待したいくらい)
業績 △⇒○(今期の業績はトラブルのため悪い。来期は20%以上の伸びが期待できそう)
株主構成 △(ここが気になる。詳細を確認したほうが良さそう)
材料 ○(優待新設、円高の恩恵を受けやすい)
総合評価としてはかなり期待度高いです。PERで見ても割高水準ではなく、来期の計画は今期より意欲的な計画を立ててきそうなのでPERはさらに減りそうな気がする。
下方修正が出て株価が下げればその場で買い出動。そうでなれば決算まで待つ感じでしょうか。
http://www.holistic-r.org/c_info/3180/3180160122.pdf
今まで自分なりに銘柄分析とか頑張ってみてはいたものの、事業の詳細などはやっぱりプロの人たちにかなわんですね……。でもこういうのは当然ながらあったほうがありがたいので今後はどんどん活用していきたいと思います。
事業内容は「つるはし型」。ビューティーサロン業界が伸びるなら強い。
全国のビューティサロン向けに物販、開業及び経営支援サービスをワンストップで提供。
プロ事業者)を顧客として各種理美容機器や化粧品などを販売する「物販事業」、
サロンの開業あるいはリニューアル時の店舗設計及び工事施工監理を行う「店舗設計事業」、
ビューティサロンの開業準備やその後の経営に必要な各種サービスを提供する「その他周辺ソリューション事業」
業績
物販31億。
化粧品売上11億。店舗設計8億。その他サイト運営。
いずれの分野も20%以上の成長をしている。
前期は物販のうちの3分の1を占めるPB製品がトラブルで売上低迷したけど来期以降は高成長期待。ただこれ今期は2Qのマイナスがあるため計画達成できるか微妙。一度下方修正してくれてそこから上積みしてくれたほうが助かるんですがだめですかそうですか。
注目ポイントは円高恩恵が大きいことと、ストック型への転換ができつつあること
「円安進⾏による原価率上昇と化粧品・消耗品売上率増加による、構造的な売上総利益率の低下傾向に、2Qでようやく歯止めがかかりつつある」と明言。
ECサイトの会員が年々増加しており、メイン事業である物販の売上の6割がECから成立しているということで来期は営業利益率の向上も期待できそうです。ただし、今年は販管費が全体的に上がっており、この原因および来年への見通しはちゃんと確認したほうが良さそう。
株主構成は正直良いとは言い難い。外国人によるリスクオフには弱そう。
<外国> 10.4% <浮動株> 13.2% <投信> 0.0%<特定株> 70.7%
悪くはないように見えますが、
SBI証券 24 (4.1)
HSBCファンドサービシィズアカウント006JF 21 (3.5)
ゴールドマン・サックス(レギュラー)アカウント 20 (3.4)
ノーザン・トラスト(AVFC)ノントリーティー 16 (2.7)
森實厚裕 10 (1.6) ※役員ではないようです。
あたりが気になります。
テクニカル
非常におもしろい位置にきていると思います。
上げ始めれば950くらいまでは軽い。またそこを越えれば1400なんて期待もできそうです。
ただ、先程も言ったとおり、今期の業績がトラブルによって悪い。
このため下方修正のリスクがあってなかなか買いに踏み込みにくい
また、業績の回復は円高になることが前提です。
このあたりの動きをちゃんと見極めた上で入って行きたいですね。