そーせい耐え忍ぶ戦いもようやく決着が付きそうです。
ナイスタイミングのIRと主幹事のみずほの大げさなレーティング芸によってファイザーネタでよってきた人たちをも逃がさず最後の懸念事項であった「増担」もなんとか乗り越えられそうです。というか乗り越えてくださいお願いします。
というわけでそーせいの心配は一区切り付けて次の主力候補について。「イトクロ」です。明後日決算ですが行けるかな…?今日思いっきり下げてくれたので明日もガラって2000円割ってくれれば入っても良いと思います。2100以下は買い、くらいに考えてます。
4Qの業績で上方修正来ると思う
PERだけ見たらくっそ割高に見えますが、現在のPERは前年度に発表された業績予想によるものであり、これは3Qでほぼ達成されているため上方修正によってPER34~35くらいになるかな、と。
全然期までの業績はこちら。
http://iposhinkireport.seesaa.net/article/421665003.html
これに3Qの業績とを合わせるとこうなります。
2Qまで | 3Q | 4Q会社計画 |
---|---|---|
1744 | 2752 | ? |
520 | 873 | 797 |
3Q時点での経常利益873は会社計画の797を超過しており、4Qでは赤字にならないかぎり上方修正になります。もちろん3Q時点で超過しているにもかかわらず上方修正していないという点に不安があります。実際に私は大学時代に塾のバイトをしていたのでわかりますが塾の募集期のピークは「春休み」「GW」「夏休み」そして「冬休み」であり4Qにはイトクロのメイン収益源である塾選びサービスの需要は落ちるはずです。3Qほどの伸びは期待できないでしょう。
それでも、今までの利益率から考えても過剰な投資や費用計上がない限りはマイナスはありえないと思っています。よって上方修正は確実にあるはず。
PERに関してデザインワンとの比較
事業内容的にはちょうどデザインワンが似てるかなと思います。
同じようなオンリーワンビジネスの上、利益率も非常に高い。イトクロのほうがほんの少し低い程度です。
成長率についてはどちらも申し分ないでしょう。
デザインワンも季節要因がないとはいえ、4Qが赤字ということもないので4Qの業績という意味でも安心。
そのデザインワンは、上場後PER60までありました。今はだいぶ下げているとはいえPER40前後です。
少なくともこの辺りが適正値と考えてよいでしょう。
来季への期待と材料
そしてなにより今回の上場で得た資金を元にして来季は強気の計画を立ててくれると思います。
私は将来的にはバリュー投資家を目指していますが、
現時点ではまだ業績と成長シナリオだけを信じて持つというのができません。
イトクロには今までの主力である塾選びもありますが、
それ以上に国策である「保育園」選び支援事業が来年以降本格化すると思っています。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000000882.html
というわけで。
・4Qの上方修正期待大(不確定)
・オンリーワンで営業利益率3割近いビジネス。
同業のデザインワンはPER60越えの実績ありなのに実質PERは35程度。
・来季は「子育て支援」という国策に乗ってさらに成長する可能性高い。
・自己資本比率も急激に改善しており増資の心配もなし。多分。
自己資本比率 29.17% 40.67% 58.83%
・株主会は2200以下では売ってこない。
ということでエントリーするなら今かな、と思ってます。
イトクロの目標株価は4000円を考えてますが、来季の数字を見てないのでまだ妄想にすぎません。
イトクロは今はまだ枚数が少ないです。そーせいは、2018年に20000越えの妄想を持ってはいますがなんだかんだいって10000より上は伸び悩むと思うので、ここから先の期待値はイトクロのほうが上になると考え、徐々にシフトしていければなどと妄想しています。
業績とはあんまり関係ないですが
イトクロは「塾ナビ」「みんなの学校情報」「家庭教師比較ネット」「みんなのカードローン」等を運営しています。それに「学童保育ナビ」を運営してます。
け教育業界では、個人向けを対象としたeラーニングや映像配信講座と個別指導を組み合わせた学習サービス、また難関校の進学に特化したサービスを提供する個別指導塾の増加、企業のグローバル化に合わせた語学学習ニーズの増加等を背景に、効果的且つ効率的なマーケティング手法へのニーズの高まりにあわせ、インターネット広告への出稿比率が増加しております。
この内特に塾や保育所の口コミサイトはホント重要です。
塾のアルバイトをやっていたからわかりますが、(少なくとも数年前の)塾業界は残念ながらほとんど教員育成に力を入れていません。塾の従業員は実質的には営業マンであり、営業しての教育ばかりしっかり受けるけれど、教員としての教育は微妙です。そういうカリキュラムが充実してません。なので、もともと優秀な人がそのまま活躍するし、優秀でない人はよほどのことがない限り成長しません。大事な子供を預けるというのにそれってどうなの?って思いますよね。
保育士についても同じです。人員を増やすことにやっ気になっている一方質の確保に難が生じる可能性がありますから、親としてはこういうサービスがとても重要になってくると思う。
こういうサイトを参考にする人が増えれば増えるほど、サービスについて意識するところも増え始めると思います。親も情報を元にサービスが良い所を選ぶように成るでしょう。これはお互いにとって良いことだと思います。今後間違いなく広まっていくと思う。そして、イトクロのサービスまだまだ認知度は低いと思ってます。つまりまだまだ発展の余地は大ではないかと。さらに、コンサルサービスや教育メディアサービスへと拡大の余地もあるかなーと妄想してます。