2日連続飲み会でぐったりしてます……。
今日は「NPC」をチェック。
私は倒産寸前からV字回復した「山一電機」が大好きなんですが、ここも同じ理由で注目してます。
祖業は倒産寸前で全体の1割以下で今は完全に太陽光発電関連の会社。 一時期500億以上の時価総額があったのに現在は50億以下。そのせいでよく噴き上がるボロ株みたいになってるのだけれど、そういうの抜きで事業再生頑張って立ち直ろうとしてる会社ってなんかすごく応援したくないですか?
こういう株に数年単位で投資できるような人間になりたいです。
さて7月に決算短信をよく見ずに310円10000株まで買いが膨らんで、決算明けてみたら270円まで垂直落下した。
一時期200まで落ち込み、10月決算後はじわじわあげてたので、来期の業績見通しが良いのかなと思ってみてみたら……
うげええええええええええ……。
第二四半期まではほとんど売上立たず、第三四半期以降に一気に売上って。去年までと全く逆ですやんこれ。わかってたことではあるけど本当に別の会社になったなここ。おかげで完全に前回はめられたわけだけれど。ここは売上タイミングちゃんと見てないと決算で死ぬのでホント注意しよう。
逆に言えば、半年後の2Qまでに株価が300あたりで低空飛行してたら全力で買えるやつってことだと思います。先の長い話ですが意識しておいて損はないかな、と。
とりま、株主としてはこの決算のことを十分理解した上でそれでも買い上がってると思うので、今のところは1枚だけ持っておいて持続的に見ていきたいと思います。(もちろん決算前に一時処分しつつ)
売上の4割を占め、利益率も高い装置関連は前年比110%。来期もパネル検査サービスが伸びて利益率改善に期待
①太陽電池製造装置(ここが全体の3.7割)
大型案件のパイロットライン等の新規装置の販売に加え、部品販売やアップグレード案件等が業績に寄与
②パネル検査サービス(ここは0.3割だけど利益率が高い。今後どんどん伸びる)
売上高が若干未達。検査装置の販売及び検査サービスの提供において共に高い利益利益率を確保。→来期は世界的な太陽電池の普及が継続することから、太陽電池製造装置の安定的な受注・売上を見込んでおり、パネル検査サービスでも前期比で約3倍の売上を見込んでおります。そのため、売上高は増収見込み。
全体の5割を占める太陽電池製造装置や太陽光パネルの受託加工は、顧客がいる限りは安定収益だけれど……今顧客を「探し中」なのか「確定」なのかどっちなんだ
顧客と取り決めた契約数量を安定的に売上計上し、また、生産設備の適切なメンテナンスや作業効率の向上によりロス率の低減等に努めた結果、売上高は5,787百万円(前期比46.5%)となり、営業利益は253百万円(前期比50.1%)となりました。
→受託加工事業においては、新規取引先との商談を進めており、下期からの本格生産を計画していることから、次期業績は下期偏重となる見込み
前期三菱がいきなりいなくなった時のように大型顧客がスポッと抜けると売上が急に変化する構造はなんつーかいただけない。できればもうちょっと分散してなんとかならんのかしら。
あと「RSテクノロジ」と「ネットワークバリューコンポネンツ」あたりをチェックしましたがこの2つはもうちょっと株価下がらんとどうにもならんという結論になりました。