私の損失をミてみると、ほとんどの場合この
「売り」途中の予期せぬリバの対処に失敗して往復ビンタを食らっているケースだった。
よーするに、私は売りが下手なのだ。
思ったとおりに推移しないときはだいたい失敗するというのを大前提にする。
つまり、思ったとおり推移しない時はできるだけ無難に損切りorプチ利確を目指す、ということ。
特に私は売った後上げてきた時の対処がちゃんと出来ない。
おそらく、このケースを潰すだけで私の収支はプラ転できる。
下手な両建てをするから失敗するので、うまくやらないとダメ。
◆たとえば17700でSを入れておき、17550くらいまで下げた後、
予想外に強くリバってきたとする。こういうケースはかなり多くある。
あるいは、先の記事で書いたリバの形を満たしてきて今後リバりそうってなってる時。
自分では下に行くと思ってるけど、チャートは一時的に上にいくと言ってる。
さてどうするか。
①一旦手仕舞う。これが基本中の基本。とりあえず利益確保して損はない。
利確しておいて、そこから上になったら改めて売り目線で考える。
17670あたりに逆指値をセットしておいても良いと思う。
②リバの可能性があるのなら、低めの段階で両建てLを用意しておく。つまり、リバの形になってたら17620あたりからとっとと両建てにしておく。これも17630あたりからリバの兆候が見えたら、そのあたりから両建てしておけという話。
むしろ、この形以外の時は、両建てをすべきじゃない。とっとと利確か損切りすべき。
損失付きの両建ての場合は、前の記事で書いたようなリバの形が整ったりしない限りなかなかきれいに外せない。ただ、利益がある場合は、迷ったら後から外せばいいし、下から建てていた場合に限り、上に行ったところで外せる。ダメだったとしても利益があるから外しやすい。外してからもう片方の動き考える余裕がある。
Lしているときは、売り手の目線は何となく分かる。
Sしている時に、すぐに買い手側の目線になれないから失敗する。
☓ダメなのは、17750あたりに逆指値をセットしておくこと。
これ、一見安心のためにいいかもしれないけど、判断を先延ばしにしてるだけ。
うまくやれば指値でロスカットした時より損失減らせるが、自分はうまくできない。
それでもやらないよりはマシという意見もあるけど私の場合はやっちゃだめ、の一択
②がほんとにできてない。
②をやるためには、とにかく自分と逆の立場の人間の立場からすぐ考えられるクセを付けないと。
売った直後から買い上がりが脅威。
ならば、買い上がりの可能性が見えたら自分で買ってしまえばいい。
買った直後から売り下がりが脅威。
ならば、売り下がりが見えたら利益が出ているうちに自分で売り入れておく。
こういう基礎的動作がきちんと出来ないと失敗する。
とにかく今の私は
「ちょっとでもいいから利確」をベースとして、
反動が来た時も、「もういちど今より良い条件でやり直せる」と喜ぶくらいでないと。
そこで突っぱねたらダメダメ。
下落局面で両建ての「売り」を外すことは本当に死ぬほど難しい。
上げてる途中でLを外すのは、そんなに難しくない。
もし外した後下がってきたら、即効で売りも外せばいい。 そんなに急降下してくることも多くない。